4つ星 ファンタジー

映画ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の評価・・・4つ星

原 題: Fantastic Beasts and Where to Find Them
製作年: 2016年
製作国: イギリス/アメリカ
出演者: エディ・レッドメイン キャサリン・ウォーターストーン ダン・フォグラー
    : アリソン・スドル エズラ・ミラー サマンサ・モートン ジョン・ボイト
    : カルメン・イジョゴ コリン・ファレル ロン・パールマン
監 督: デヴィッド・イェーツ
製 作: デヴィッド・ハイマン J・K・ローリング スティーヴ・クローヴス ライオネル・ウィグラム
脚 本: J・K・ローリング

あらすじ

メガヒットシリーズ『ハリー・ポッター』の約70年前、米国を舞台にした新シリーズ。“ハリポタ”の原作者J.K.ローリングが初めて脚本を書き下ろし、“ハリポタ”4作を手がけたデヴィッド・イェーツが監督を、主演をエディ・レッドメインが務めた。魔法動物を保護する旅の途中でNYを訪れた魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(レッドメイン)。トランク内で保護していた魔法動物たちが逃げ、街は大パニックに!その混乱を機に、“ノー・マジ(普通の人間)”に魔法使いの存在を知られたくない魔法界と人間界に危機が訪れる。ニュートは、ホグワーツ魔法魔術学校に通うハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)の大先輩。仲間の魔法使いと話すより魔法動物たちといる方が好きなシャイボーイで、魔法の腕は超一流ながらドジな一面もある癒し系キャラだ。魔法動物をこよなく愛する新ヒーローの活躍にドキドキワクワクが止まらない! (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

ハリー・ポッターにそこまで思い入れはありませんがCMをみて純粋におもしろそうだったのでレンタルしてみてみました。

個人的にはハリー・ポッターよりもこっちの方が好きでしたね。

出演しているキャラクターが個性的な人ばっかりで見ていておもしろかったです。

主人公のニュート・スキャマンダーがちょっと頼りない感じなのですが今後どういう活躍をしていくのか楽しみです。

全5部作で公開される予定らしいので今後の作品にも注目ですね。

出演者にはレ・ミゼラブルなどに出演しているエディ・レッドメイン、エイリアン・コヴェナントなどに出演しているキャサリン・ウォーターストーンカルメン・イジョゴ、ベアリー・リーサルなどに出演しているダン・フォグラー、Digなどに出演しているアリソン・スドル、ウォールフラワーなどに出演しているエズラ・ミラー、ジョン・カーターなどに出演しているサマンサ・モートン、ナショナル・トレジャーシリーズなどに出演しているジョン・ボイト、トータル・リコールなどに出演しているコリン・ファレルなどが起用されていました。

最近注目されている若手が多く起用されていましたね。

特に話題作に出演しているキャサリン・ウォーターストーンやエズラ・ミラーは今後見る機会が多くなりそうですね。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

1926年、魔法使いは人間に知られないようにひっそりと身をひそめて生きていたがグリンデルバルド(ジョニー・デップ)という魔法使いは魔法使い優位の世界を作ろうともくろみたびたび事件を起こしていた。

そんな中、ニューヨークで正体不明の見えない何かが暴れ大騒ぎになってしまう。

この現場には警察官のほかアメリカ合衆国魔法議会に所属するグレイブス(コリン・ファレル)もやってきており透明な何かが街を破壊するのを目の当たりにしていた。

一方、イギリスの魔法使いで魔法生物学者であるニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)がニューヨークへとやってくる。

ニュートは持ち歩いているスーツケースに魔法動物を保護しており、彼がニューヨークに来たのは保護している動物の一匹を故郷であるアリゾナに帰してやるためだった。

スーツケースを人間界用にセットし難なくニューヨークに入り込んだニュートだったが銀行の前で新セーレム慈善協会を率いるメアリー・ルー・ベアボーン(サマンサ・モートン)が演説しているのを見つける。

セーレム慈善協会の主張はこの世には魔女や魔法使いがおり人間は危険にさらされているというものだった。

このセーレム慈善協会を危険視して魔法議会の一員であるポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)はベアボーンを監視していたが、そこでニュートを発見する。

この時ニュートのケースからニフラーが逃げ出してしまいニュートはニフラーを捕まえるために銀行で大騒ぎを起こしてしまう。

またこの時人間(アメリカではノー・マジ、イギリスではマグルと呼ぶ)でパン屋を作るために銀行に融資を頼みに来ていたジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)を巻き込んでしまう。

なんとかニフラーを捕獲したニュートだったが魔法の存在を知ったジェイコブの記憶を消す処置をするのを忘れてしまい、更に持ち歩いていたスーツケースがジェイコブの物と入れ替わってしまっていた。

ニュートが騒ぎを起こしたのを見ていたティナは条約に違反するとして彼を魔法議会に連行してしまう。

ティナはかつて闇祓い(闇の魔法使いを追う専門家)としてその腕をふるっていたがある失態により降格させられており、手柄を立てるのに必死になっていたのである。

ティナは上司であるセラフィーナ・ピッカリー(カルメン・イジョゴ)の元へニュートを連れて行くが別件で忙しいといわれ取り合ってもらえない。

だがグレイブスはニュートに興味を抱きティナの言うことを信じてスーツケースの中を調べてみるが、鞄はジェイコブの物とすり替わっていたため彼が焼いたパンしか入っていなかった。

そのころ、鞄を持ち帰ってしまったジェイコブがどうしようか悩んでいると鞄の中から魔法動物が逃げ出してしまい彼の住むアパートは崩壊してしまう。

釈放されたニュートは急いでジェイコブのアパートへ行き魔法で壊れたアパートを修理すると逃げた魔法動物を捕まえるが、すでに3匹の行方が分からなくなっていた。

またそこへニュートの後をつけてきていたティナがやってきてジェイコブが動物にかまれてふらふらの状態になってしまっていたため監視の意味を含めてニュートと共に自分の家に連れかれることに。

ティナの家には妹のクイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)が同居しており、彼女には人の心が読める能力があった。

本来人間と魔法使いは拘留を持ってはいけないことになっているのだがクイニーを見たジェイコブは一目で彼女が気に行ってしまう。

家に連れてこられたニュートは逃げ出した魔法動物たちが気になり気が気でない。

ニュートは先に休むといいベッドに入るとジェイコブを連れてスーツケースの中に入り噛まれた彼を治療してあげた。

またそのスーツケースの中に住んでいる動物たちの世話を一緒にし、その過程でジェイコブは魔力をコントロールすることができない魔法使いの子どもの内に潜む暗く破壊的な寄生物であるオブスキュラスが格納されているのを見つける。

オブスキュラスに苦しむ者が10歳を越えて生きられることはめったになく、ニュートは8歳の少女からオブスキュラスを引きはがして研究のために保護していた。

世話を終えると2人は逃げた動物を捕まえるために部屋を抜け出した。

一方、ニューヨークでは街で暴れたものの正体を探るべくグレイブスが暗躍していた。

グレイブスはセーレム慈善協会で養子となっているクリーデンス(エズラ・ミラー)に接触し教会を探るように指示していた。

グレイブスが教会に目をつけていたのにはある理由があった。

セーレム慈善協会のベアボーンは新聞社のラングドン・ショー(ローナン・ラフテリー)に自分たちが持っている魔法使いに関する情報を提供したいと申し出るが信用できないと断られてしまう。

その後ヘンリー・ショー・ジュニア(ジョシュ・カウダリー)が議員になるための集会が行われたのだが姿の見えない何かに襲撃されヘンリーは殺されてしまう。

そのころ、街中の宝石店で逃げたニフラーを見つけたニュート達は苦戦しながらも捕獲に成功し次に向かった。

更に公園でサイのような姿をした魔法動物を捕獲したニュート達だったがかばんの中に入っている時に居場所をかぎつけたティナに見つかってしまいかばんを魔法議会に持って行かれてしまう。

ティナはかばんから逃げ出した魔法動物が今回の騒動の原因となっていると考えていたのである。

議会の真っただ中に連れてこられたニュートは危険な動物はいないと釈明し、死体を見て犯人はオブスキュラスだと訴えるが、この数百年間オブスキュラスは生まれていないことから取り合ってもらえない。

更にかばんの中にいたオブスキュラスが見つかってしまいニュートはヘンリーを殺した犯人にされてしまい一緒にいた人間のジェイコブとティナも共犯とされグレイブスから死刑を言い渡されてしまう。

牢に連れて行かれるニュートは最後までかばんの中の動物たちのことを心配していた。

ニュートとティナの死刑はすぐに執行されることになったが、クイニーがティナが危機的状況に陥っていることに気が付く。

クイニーはまず記憶を消される処置を施されそうになっていたジェイコブを助けると2人でティナとニュートを助けに向かった。

ティナの死刑が実行される中、ニュートは鍵開けが得意な魔法動物の手を借り手錠を外すと執行官たちをつき飛ばしティナを救出した。

2人は魔法議会から脱走しようとするがすぐに追手が迫ってくる。

ニュートは魔法動物の力を借りながらクイニー達と合流しなんとか脱出することに成功する。

ニュートは逃げ出した最後の魔法動物を保護したいと考えていたが、最後の一匹は姿を透明にできる厄介な奴だった。

それを聞いたティナはかつて仕事で調べていたギャングのナーラクなら魔法動物に関する情報を持っているといい彼の経営する酒場へと向かった。

ニュートは騒ぎが起こった街の情報をもらおうとするが代わりに魔法動物を要求されてしまう。

背に腹は代えられないニュートは魔法動物を差し出して5番街に被害があったという情報をもらう。

さらにグレイブスの情報も聞き出そうとするがナーラクは魔法議会に通報しており酒場でドンパチが始まってしまう。

ニュートはどさくさにまぎれて魔法動物を回収しすぐに5番街へと足を運んだ。

するとデパートのような場所で姿の見えない魔法動物を発見したのだが、そこにはもう一匹蛇型の魔法動物が隠れていた。

その蛇型の魔法動物は何匹も保護しているため数を数え間違えたようだ。

体を伸縮自在に操ることができる蛇型の動物の保護に苦戦するもなんとか捕まえたニュート達。

一方、グレイブスはクリーデンスを使ってセーレム慈善協会の中にオブスキュラスを生み出す子供をつきとめようとしていたが結局正体はつかめていなかった。

だがある子供の暴走により教会が崩壊しその現場へとやってきたグレイブスはクリーデンスの妹がオブスキュラスだと考え、これまでクリーデンスをただ利用してただけだと告げて彼を切り捨てるとオブスキュラスだと思われる子供を保護しようとする。

だがグレイブスの考えは間違えであり、クリーデンスこそが今回の一連の騒動を引き起こしたオブスキュラスだったのである。

オブスキュラスに取りつかれた子供は10歳ぐらいまでしか生きられないとされているが、クリーデンスは自身の強大な力により10歳を超えても生きながらえていたのである。

しかも長く生きた分力は強大になっており、その力を使って街を破壊し始める。

騒動を知ったニュート達はクリーデンスの元へ行き彼を止めようと考える。

地下トンネルに姿を消したクリーデンスを追ってニュートは彼を説得しようとするがグレイブスに裏切られた傷が深いクリーデンスは更に暴走してしまう。

そこへティナがやってきて、かつて教会を追っていたティナはクリーデンスとも面識があり彼を止めようと説得するが、そこへ魔法議会のメンバーが現れクリーデンスに一斉攻撃を仕掛けてしまいクリーデンスは命を落としてしまう。

クリーデンスを自分の野望のために使おうとしていたグレイブスは本性を現し魔法議会に反旗を翻すがニュートの機転によりグレイブスを捕らえることに成功する。

更にニュートが魔法をとなえるとグレイブスの姿が変わり、その正体がグリンデルバルドだということもわかる。

魔法議会は今回の騒動で魔法が人間に知られることになり、魔法使いを恐れる人間による戦争が勃発すると懸念していた。

今回の騒動が起こった範囲のすべての人間の記憶を消去うするのは無理だとあきらめていた議長のピッカリーだったが、ニュートがそれは可能だといいかばんの中からサンダーバードをだした。

そして他の魔法動物から採取した記憶を消去する薬をサンダーバードに持たせると、サンダーバードは天高く飛翔し雨雲に薬を作用させたのである。

これにより降り注ぐ雨に記憶を消去する薬が混ざりすべての人間から魔法使いに関する記憶が消去されたのである。

ピッカリーは例外はなしだといいここまで協力してくれたジェイコブの記憶も消しておくようにニュート達に指示した。

ジェイコブといい関係になっていたクイニーは別れを惜しみ最後にキスをして別れるが雨にぬれたジェイコブは記憶がすべてなくなっていた。

後日、ニュートはジェイコブと接触しオカミーの銀でできた卵の殻を匿名でわたしパン屋を開く元手にするといいとメッセージを残した。

こうしてジェイコブは念願のパン屋を開くことができ、斬新な形のパンは瞬く間に人気となった。

そのパンの形は失ったはずの魔法動物たちを型だったものだったのである。

そして記憶を消されても心の奥底で大切なものを失っていないジェイコブの元へクイニーがやってくるのだった。

用事を終えたニュートは魔法動物の本を執筆するために故郷に戻るとティナに伝え、本を書き終えたら私に来るといい彼女と別れるのだった。

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最後はなかなかいい終わり方だったと思います。

クイニーは人の心が読める能力がありましたけど、相手がなんて思っていたのかところどころ秘密にされておりそれが想像力を働かされる結果となりましたね。

魔法動物の名前がちょいちょい出てきましたけど全く覚えられませんでしたw

グリンデルバルドの役者がジョニー・デップで超端役で使われていたことに驚きました。

コリン・ファレルからジョニー・デップのリレーってかなり豪華でしたね。

正体が判明したので次回作からはジョニー・デップが出演するんでしょう。

ちなみに次回作である「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」は2018年の冬に公開予定だそうです。

最後に予告動画も載せておきますね。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生の予告

以上がファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の感想とレビューでした。

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