4つ星 アクション

映画トリプルX ネクスト・レベルのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「トリプルX ネクスト・レベル」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

トリプルX ネクスト・レベルの評価・・・4つ星

原 題: xXx: State of the Union
製作年: 2005年
製作国: アメリカ
出演者: アイス・キューブ サミュエル・L・ジャクソン ウィレム・デフォー
    : スコット・スピードマン ノーナ・ゲイ サニー・メイブリー
    : マイケル・ルーフ ピーター・ストラウス イグジビット ポール・コリンズ
監 督: リー・タマホリ
製 作: ニール・H・モリッツ アーン・シュミット
脚 本: サイモン・キンバーグ

あらすじ

国家の情報機関から新たなエージェント“トリプルX”として迎え入れられた元囚人が、政府転覆を狙う男を食い止めるべく立ち上がるサスペンス・アクションの続編。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

2017年に最新作が公開されたのでこの機会に1作目から順番に見ています。

シリーズものでは珍しく本作では主役が代わっており、前作の主役だったヴィン・ディーゼルは全く出てきません。

そのせいか世間的には評価が低いのですが、個人的にはこれはこれでありだと思いました。

Xゲームが多く取り入れられていた1作目とは異なり今作では銃を使ったアクションが中心となっており、ストーリーもわかりやすかったです。

まあ内容がチープだと言われればそれまでですが、すっきりしたい時なんかには良いんじゃないですかね。

出演者には前作に引き続きサミュエル・L・ジャクソンマイケル・ルーフが起用され、新たに21ジャンプストリートなどに出演しているアイス・キューブ、ジョン・ウィックなどに出演しているウィレム・デフォー 、アンダーワールドシリーズなどに出演しているスコット・スピードマン、マトリックスシリーズなどに出演しているノーナ・ゲイ、スピーシーズ3などに出演しているサニー・メイブリー、ソルジャー・ブルーなどに出演しているピーター・ストラウス、Xファイル・真実を求めてなどに出演しているイグジビット、デーヴなどに出演しているポール・コリンズらが起用されていました。

トリプルX ネクスト・レベル予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

NSAの地下基地が謎の集団によって襲撃され、その時基地にいたオーガスタス・ギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)とトビー・リー・シェイヴァース(マイケル・ルーフ)以外のエージェントが殺されてしまう。

ギボンズとシェイヴァースは改造済みの1967年型ポンティアック「GTO」にのりなんとか脱出することに成功する。

ギボンズは秘密基地が襲撃されたことにより黒幕はその存在を知っている国防総省の中にいると予想し、事態を打開するためにトリプルXとなる新たなエージェントを探すことに。

ギボンズの頭の中にはすでに誰を選ぶか浮かんでいたようだ。

襲撃されたNSAの基地にはではらっていたエージェントのカイル・クリストファー・スティール(スコット・スピードマン)が戻ってきており、彼の指揮の元襲撃犯を探すことに。

ただNSAの捜査によってかつてエージェントとして働いたことのあるザンダー・ケイジもボラボラ島で遺体で発見されたという知らせが入っていた。

そのころギボンズは自らの身分を弁護士と偽りある刑務所にいって囚人と面会していた。

その人物とはダリアス・ストーンという囚人で、かつて軍にいたころにギボンズの部下だったこともあり、更にNSAのエージェントとして働いたこともあった。

ダリアスは国のために働く気はないと依頼を拒否したが、ギボンズはかつてのエージェントも標的になっていると話しこのままでは刑務所内で殺されるだけだと話す。

ギボンズはダリアスにかつての作戦コードを伝え、翌日の12時6分に決行するといって帰って行った。

翌日、12時になりダリアスは運動場に移動しようとしていた時に看守を殴って鍵を奪い逃走を図った。

ダリアスは下の階ではなく屋根に上り看守たちから逃げ回り、ギリギリのところで建物からジャンプし、タイミング良くヘリでやってきたギボンズと共に刑務所から脱獄したのだった。

ギボンズはダリアスを新たなトリプルXに任命し、まずは安全な場所を確保することに。

ギボンズ達には心当たりなかったが、ダリアスは生まれ故郷にもどって昔の仲間の力を借りることに。

ただ訪れた車の解体場には探していたローラ(ノーナ・ゲイ)の姿がなく、昔馴染みのジーク(イグジビット)が取り仕切っていた。

ダリアスはジークからローラの居場所を聞きそこへ向かうと、ローラはまっとうな職業につき成功していた。

ダリアスはかつての恋人であるローラに協力してもらいポンティアック「GTO」を渡す代わりに新しい車と武器を用意してもらった。

ギボンズは必要な情報を得るためにダリアスに襲撃されたNSAの司令室にあるパソコンからハードディスクを回収してくるように指示し、残りの半分の情報はギボンズの自宅にあるためそれを回収に向かった。

そのころホワイトハウスでは国防長官であるジョージ・デッカート(ウィレム・デフォー)がNSAが襲撃されたことを大統領のジェームズ・サンフォード(ピーター・ストラウス)に報告し、大統領は新たな軍事政策が必要になるといい協議を始めた。

そしてNSAを襲撃した犯人の捜索はデッカートに一任した。

NSAのスティールは刑務所から脱走したダリアスが直前にギボンズと接触していることを調べ、事件のカギを握るギボンズを探すことに。

この時ギボンズの指示でダリアスがNSAに潜入しようとしていた。

ダリアスはシェイヴァースが用意した武器を使って地上にNSAの職員を誘導すると中に忍び込んでコンピューターのハードディスクを手に入れた。

なんとか敵に遭遇することなく地上に戻ったダリアスだったがスティールたちに追われ予定していた場所でシェイヴァースと合流することができない。

ダリアスは川に止めてあった3台のボートの内2台のガソリンを抜き残りの1台を使って逃亡した。

だがシェイヴァースの方は警察に車を止められてしまっていた。

ダリアスはジャンプ台を使って川から橋にジャンプし、ひるむ警察を横目に堂々と車に乗り込み去っていった。

一方、自宅に戻ったギボンズはデータを回収しようとするが上の階に何者かがいることに気が付く。

ギボンズは銃を片手に上の階を調べてみるとそこには武装した男がいて取り押さえられてしまう。

更にソファーにはデッカートが座っており、これまでの一連の騒動の黒幕がデッカートであることが明らかになる。

デッカートは部下に事故に見えるようにしろと指示を出すと、ギボンズの屋敷は大爆発を起こした。

後日ニュースでギボンズが死んだことを知ったダリアスだったが、ニュースでは原因をガス漏れだと発表していた。

もちろん何者かに殺されたことを悟ったダリアスは持ち帰ったハードディスクの中のデータを調べようとするが中は空っぽだった。

ダリアスはギボンズがデータはハードディスクにあるといっていたことを思い出し、張られていたバーコードに模したデータが隠されていることに気が付く。

そこにはギボンズのかつての仲間の写真が残されていた。

ダリアスはシェイヴァース共にギボンズの葬式を見に行き、そこにかつての上司であるデッカートの姿を見つける。

ダリアスはデッカートとギボンズは死ぬほど仲が悪かったといい、ギボンズが残した写真に写っていたチャーリーを発見する。

ダリアスはスーツを着込んでチャーリー・メイウェア(サニー・メイブリー)と接触した。

そこでダリアスは国家転覆の計画が進行しているといい、チャーリーにデッカートと接触するチャンスが欲しいと頼んだ。

するとタキシードが必要だといわれ、ダリアスはタキシードを着てパーティーのウェイターに扮してデッカートに近づくことに成功する。

デッカートは参謀会議副議長ペティボーンと話しており、3日以内に決断しろと迫っていた。

ここで警備員に見つかってしまったダリアスは急いで会場を後にするとチャーリーが車で拾ってくれ見事に逃げきることができた。

ダリアスはそのままチャーリーの家に招待されシャワーを浴びてゆっくりすることに。

だがシャワーから出てくると何か様子がおかしく、廊下には銃が落ちていた。

警戒しながら音がする方へダリアスが進むとそこには頭を撃ち抜かれたペティボーンの死体が転がっており、更にそこへ警察がやってくる。

その中にはNSAのスティールもおり、スティールはダリアスから話を聞くために手ぶらで屋敷の中にはいっていった。

スティールはダリアスにペティボーンはどこだと尋ねたが2階で死んでいると聞かされる。

スティールは当然ダリアスが犯人だと思っているが、ダリアスはデッカートにはめられたと話し、ギボンズもデッカートの陰謀によって殺されたと話した。

にわかには信じられないスティールだったが、機動隊が突入する時間が来たためいったん外に避難することに。

機動隊は熱感知センサーでダリアスの位置を特定しそこへ向かったのだが、それはダリアスが仕掛けた罠であり、ダリアスは機動隊員の服を手際よく奪い敵に扮してその場から逃げていった。

ローラの元へ戻ったダリアスはデッカートがペティボーンの葬式を利用してかつての自分の部隊を呼び寄せようとしていることを知る。

ダリアスはシェイヴァースに国防総省をハッキングさせ軍隊がどこに待機しているかを調べさせた。

するとインディペンデンスに戦車などが運び込まれていることが判明する。

ダリアスはデッカートのたくらみを阻止するために単独でインディペンデンスに忍び込んだ。

チャーリーが何やら地図を見て作戦会議をしているのを見つけたダリアスはチャーリーが一人になったところを後をつけていった。

するとその先で牢に入れられていたギボンズとかつて同じ部隊でデッカートに逆らった隊員たちが捕まっているのを発見する。

そこへチャーリーがやってきて非常警報を鳴らされてしまい、ギボンズは自分のことは放っておいてデッカートのたくらみを止めろとダリアスに指示し、ダリアスはギボンズを見捨ててインディペンデンスからの脱出を試みる。

ダリアスは置いてあった戦車を盗むと大砲をぶっ放しながら敵を蹴散らしていく。

敵も戦車を使って追いかけてきたため敵の戦車を船上におびきだし見事撃退することに成功する。

ダリアスはそのまま海に飛び込み暗闇に消えていったのだった。

拠点に戻ったダリアスは自分たちだけでデッカートのたくらみを阻止するのは不可能だと悟り、信頼できそうなスティールに会いに行った。

ダリアスはチャーリーから奪っていた地図をスティールに見せるとそれは国会議事堂の地図で、数日後にそこで決議が行われることになっていると話す。

ダリアスはデッカートはそこで大統領と副大統領、上院議員を暗殺しすべての罪をギボンズになすりつけるつもりだと話したが、スティールはその話を信じることができなかった。

ダリアスは期待外れだといい帰って行った。

その後スティールの元へデッカートが姿を現しダリアスから何を聞いたのかを質問してきた。

スティールはデッカートが知っていること以上の情報を聞き出すことはできなかったといい、ダリアスがいっていたことが真実だったと確信する。

その後国会議事堂への襲撃の準備をしているダリアスの元へ行き協力を申し出た。

ダリアスは国会議事堂までたどり着くには信用のおける人物の協力が必要だといい昔馴染みのジークに協力を依頼した。

ダリアスに説得されジークも協力することに納得し、ダリアス達はローラが用意した車に乗って国会議事堂へ進んでいった。

裏道を通り順調に進んでいたダリアス達だったが途中で戦車が立ちはだかってくる。

ジークは車輪が付いているなら何でもいただくといい戦車を乗っ取ると国会議事堂に向けて大砲をぶっ放した。

そのころ国会議事堂では突然照明が消えてデッカートが大統領を連れて避難しようとしとしていた。

もちろんこれはデッカートによるたくらみであり、副大統領や上院議員は殺されてしまった。

デッカートは仕上げに大統領も殺そうとするがここで戦車から大砲が飛んできた。

そこからダリアスとスティールが中にはいりデッカートの部隊と銃撃戦を展開。

デッカートは大統領を連れてにげてしまうが、ダリアス達も敵に足止めされて後を追えない。

ダリアスは捕らえられていたギボンズ達を助け出し、デッカートの後を追ったがすでに地下の高速列車で逃げた後だった。

ダリアスは早い車を要求し、ローラが600馬力のシェルビーを持ってきてくれダリアスはそれで列車の後追った。

スティールとギボンズはブラックホークを手配し空からデッカートの後を追うことに。

ダリアスはシェルビーで300キロ以上のスピードで列車を追い、線路に侵入してついに列車に追いつくことに成功する。

列車に乗り込んだダリアスはデッカートの部下である軍曹に不意打ちされ右手に重傷を負うが、ガス漏れを利用して軍曹を吹き飛ばすことに成功する。

ダリアスは大統領を助けに向かったがデッカートに盾に使われてしまい救出できない。

だが大統領がデッカートのすきをついて反撃したところでダリアスもデッカートに攻撃を仕掛けて大統領を救うことに成功する。

そのころ、ブラックホークで列車を追いかけるギボンズ達はスティールをワイヤーにつなぎ列車に移ろうとしていたがうまくいかない。

するとそこへ自由になった大統領がやってきたため、スティールは大統領に自分に飛び乗るように指示した。

大統領は決死の覚悟で列車から飛び無事に救出された。

ダリアスはデッカートと戦っていたが橋に差し掛かったところでダリアスは列車から飛び降り川の中へとダイブしたのである。

それを確認していたギボンズはデッカートの残る列車にミサイルを撃ち込みデッカートはあえなく死亡した。

その後ニュースでデッカートの死が伝えられていたが大統領を守って殉職したことになっていた。

また大統領を救った功績によりスティールに勲章が授与され、更に大統領のてにはその場にいない兵士へ向けた勲章が握られていた。

その勲章は間違いなくダリアスに当てたものだった。

ニュースを見たダリアスはローラの元から去っていき、その首にはエージェントの証であるトリプルXの刺青が彫ってあるのだった。

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いろいろと突込みどころが多い作品でしたが、まあたまにはこんな単純な作品も悪くないですね。

主演がヴィン・ディーゼルから変わっていたことは残念でしたが、自作で復活すると思えばまあ我慢できますね。

ちょっとネタばれになりますが、最初の方でザンダーはボラボラ島で死体で発見されたといっていたのであれは誤情報だったということになりますね。

まあ生きていたのならなによりですので、早速3作目を見てみたいと思います。

最後に続編のトリプルX:再起動の動画を掲載しておきますね。

トリプルX:再起動

以上がトリプルX ネクスト・レベルの感想とレビューでした。

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