3つ星 アクション

映画ジャック・リーチャー NEVER GO BACKのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACKの評価・・・3つ星

原 題: Jack Reacher: Never Go Back
製作年: 2016年
製作国: アメリカ
出演者: トム・クルーズ コビー・スマルダーズ オルディス・ホッジ ダニカ・ヤロシュ
    : パトリック・ヒューシンガー ホルト・マッキャラニー ロバート・カトリーニ
    : ロバート・ネッパー ジェシカ・ストループ オースティン・エベール
監 督: エドワード・ズウィック
製 作: トム・クルーズ ドン・グレンジャー クリストファー・マッカリー
脚 本: リチャード・ウェンク エドワード・ズウィック マーシャル・ハースコヴィッツ
原  作: リー・チャイルド

あらすじ

リー・チャイルドのベストセラー・シリーズをトム・クルーズ主演で映画化したアクション・エンタテインメント大作『アウトロー』の続編。国家反逆行為の疑いによって逮捕された女性を救うため、政府の陰謀に立ち向かうジャック・リーチャーの活躍を描く。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

前作のアウトローから5年が経過していたので、思い出すために前作と続けてみました。

率直な感想は前作の方が面白かったです。

アクションに関しては前作とそこまで大きな違いはありませんでしたが、ユーモアの部分がいまいちでした。

もちろん面白い部分はありましたが、前作と比べるとどうしても・・・という感じです。

出演者には前作引き続きトム・クルーズが主演をつとめ、アベンジャーズシリーズなどに出演しているコビー・スマルダーズ、ダイ・ハードシリーズなどに出演しているオルディス・ホッジ、ドラマヒーローズ・リボーンなどに出演しているダニカ・ヤロシュ、フランシス・ハなどに出演しているパトリック・ヒューシンガー、ラン・オールナイトなどに出演しているホルト・マッキャラニー、パパラッチなどに出演しているロバート・カトリーニ、ドラマプリズン・ブレイクなどに出演しているロバート・ネッパー、テッドなどに出演しているジェシカ・ストループらが起用されていました。

予告動画を見ている限りではまたトム・クルーズが無茶をしているだけかと思っていましたけど、もう一人重要人物がいたんですね。

ただストーリー的にはよくある話でしたけど、全体的にいまいちな感じでしたね。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

とあるレストランで暴行事件が発生し警官が駆け付けると複数の男が倒れ込んでおり、犯人はレストランの中で食事をしていた。

警官が銃を構えてその男に近づくと男はジャック・リーチャー(トム・クルーズ)という名前で失効した軍のIDを持っていた。

警察は過重暴行は重罪だと言いリーチャーに手錠をかけるが、リーチャーは90秒以内に電話がかかってきてお前の手に手錠がかかると宣言する。

笑う警察官だったが次の瞬間リーチャーの言った通り電話がかかってくる。

電話の主はスーザン・ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)でリーチャーにある仕事を依頼していた。

それはその近辺で不法移民を売り飛ばすという非人道的なことをしている組織を取り締まるというもので、実はリーチャーに手錠をかけた警察官もその組織の一員だったのである。

リーチャーの予言通り手錠はその男にかかることになりリーチャーは解放された。

リーチャーは相変わらずの放浪生活を行っていたが、元同僚であるターナー少佐に会うためにワシントンDCへ向かっていた。

そしてターナーと約束していた通り軍の施設を訪れたリーチャーだったが、そこにまっていたのはモーガン大佐(ホルト・マッキャラニー)だった。

モーガン大佐によるとターナー少佐はスパイの容疑で逮捕されたとのことで現在は刑務所に入っているのだという。

何かがおかしいと感じたリーチャーは受け付けを行っていたリーチ軍曹に話しかけ、君なら親しい友人が無実の罪で捕まったら誰に弁護を頼むかと聞き、リーチ軍曹はダイヤー基地のモアクロフト大佐だと答えた。

リーチャーはすぐにモアクロフト大佐の元へ行き事情を聞くが、保身のためか大佐は重要なことを教えてくれない。

それだけでなくリーチャーがキャンディス・ダトンという女性の間に子供がいるといわれ知らない女性だと否定するも軍に対して親権訴訟が起こされているといわれる。

リーチャーは娘だと言われたサマンサ(ダニカ・ヤロシュ)の写真を密かに抜き取り基地を後にした。

だがここからリーチャーは何者かに尾行されることになる。

リーチャーは尾行に気づいていないふりをして店に入ると隙をついて外で監視していた車に近づき、パンチで窓ガラスを割って身分証を奪うと尾行しないように警告した。

奪った身分証にはパラソース社と書いてあった。

その後リーチャーはサマンサの後を尾行し万引きしているところを目撃する。

サマンサはリーチャーの尾行にも気が付き、キャンディス・ダトンの娘かと確認されると今は母は客をとっていないと言いそそくさと去っていった。

この時点でサマンサが本当にリーチャーの娘かどうかは不明だが、2人には共通している部分もあった。

ただしこの様子はハンター(パトリック・ヒューシンガー)と呼ばれる男に監視されていた。

翌日、モアクロフト大佐はアフガニスタンにいたターナーの部下のチベリとミルコビッチの2人の軍曹が殺され、翌日にはターナーが逮捕されてしまったことをリーチャーに教えた。

2人のファイルを受け取ったリーチャーはターナーも殺される危険があるためすぐに釈放させるべきだとモアクロフトに助言した。

だがモアクロフトはパラソース社の刺客であるハンターに口封じのために殺されてしまう。

次の日、リーチャーはモーガン大佐に呼び出されモアクロフト大佐が殺され、その容疑がリーチャーにかかっているといわれる。

そこにはすでにリーチャーの弁護士となるサリバンもきており、リーチャーは自分は民間人であるため軍に拘束件はないはずで自分には黙秘権があるため何もしゃべろうとしない。

モーガン大佐は有事の際には除隊した人間を軍に呼びもどすことができると言いリーチャーは軍の人間だと言って逮捕してしまう。

おとなしく従ったリーチャーはサリバンの待つ取調室に入れられるがリーチャーはまともに答えようとしない。

リーチャーは血糖値が下がっていると言って何か食べモノを買ってきてほしいとサリバンに告げると、隙をついてサリバンの金と車のキーを奪い取り調べは終わったと言いエスピン大尉(オルディス・ホッジ)に移送された。

留置部屋に着くとリーチャーはエスピンに殴りかかり隊服を拝借し、通りがかった2人の男の後をつけた。

その男たちはリーチャーを監視していたパラソースの人間であり、ターナー少佐を殺しに来ていたのである。

ターナー少佐が捕まっている部屋に来るとリーチャーは突然男たちに襲い掛かりターナー少佐に敵だといって一緒に戦った。

これによってターナー少佐はリーチャーと同じく反逆者として扱われることになり、2人は急いで軍の施設から脱出した。

ターナー少佐は自分の部下二人がアフガニスタンで殺されたことが関係していると言い、2人は仲間の銃で殺されていたことをリーチャーに明かした。

ターナーは2人が報告書を送ってくることになっていたのだがそれを見る前に逮捕されてしまったと言い、ネットカフェに行って自分のアカウントにアクセスしようとするもパスワードが変更されており中身を確認することができなかった。

リーチャーは場所がばれてしまうと言いターナーを連れてすぐにその場から離れるがハンターに見つかってしまい後をつけられる。

リーチャー達は覚悟を決めレストランに入ると店員を外に出してハンターを待ち構えた。

厨房で激しい戦いになるがリーチャーとターナーの二人がかりでもやられてしまう。

そこへ警察がやってきてハンターを逮捕しようとするが逆に殺されてしまう。

ただこの隙をついてリーチャーとターナーはその場から逃げだしていた。

2人は取りあえずモーテルに行きこれまでの経緯を話しあった。

リーチャーはパラソース社が関わっているとターナーに教え、殺された二人がアフガニスタンで武器の密売について調査していたと聞かされる。

リーチャーはターナーに服を買ってきており、更に携帯も購入していた。

殺された二人がなにを知ってことされたのかを知るためにはターナーに送られてきている報告書を見る必要がありそれには軍のアカウントにアクセスしなければならなかった。

リーチャーは今回の一連の騒動にモーガン大佐もからんでいるとにらんでおり、彼に電話して言葉巧みに誘導しターナーに送られてきている報告書を開かせ、それを奪い取ったのである。

その後、モーガン大佐のところへハンターがやってきてリーチャーの指紋が付いている電話機で彼を殴り殺した。

報告書にはアフガニスタンで軍の武器が横流しされていること、更にプルドムという男が行方不明になっていることが記されていた。

更に損報告書にはいくつかの写真もはいっており、その中にはリーチャーがサマンサとあってるところが映っていた。

サマンサの命が狙われていることを知ったリーチャー達はすぐに彼女の住む家に向かったが、すでに襲われた後であり同居人の2人は殺されていた。

サマンサの部屋を見ると大量の絵があり、外の手すりにコートがかかっていたため逃げる時に引っかけたのだと思われた。

だがその現場を見たリーチャーは違和感を覚え下の物入れを開けると中からナイフを持ったサマンサが出てきた。

リーチャーはサマンサを落ち着かせると彼女をかくまうためにターナーの母校であるペンブローク学校へと連れていきかくまってもらうことに。

だがサマンサはここで携帯を使ってしまい居場所が敵にばれてしまう。

リーチャーはすぐにサマンサ達を連れてその場から離れたが、この時サマンサは生徒のかばんを盗んでいた。

リーチャーはことの詳細を知るためにリーチ軍曹に連絡を入れパラソース社と報告書にあったプルドムという男について調べてほしいと頼んだ。

リーチ軍曹の調べによりパラソース社はアフガニスタンで武器に密売をしていたが、最近大口の取引先を失い経営が破たんしそうになっていたが最近になって持ち直したと聞かされる。

プルドムはチベリとミルコビッチが殺害される場に居合わせた目撃者である可能性があると言い、現在はニューオーリンズにいる可能性が高いとのことだった。

リーチャー達は事件のカギを握るプルドムに会いに行くためにニューオーリンズに行くことにしたのだが旅券を買うお金がない。

サマンサは盗んでいたカバンから大量のクレジットカードを出し、それを使って旅券を買うことに。

空港に着くとリーチャーは通行人からパスポートを盗んでうまく飛行機に乗ることに成功した。

飛行機に乗るとリーチャーはパラソースの人間が2人の紛れ込んでいることに気がつく。

飛行機の中でサマンサはリーチャーとターナーの関係を執拗にターナーにきいていた。

リーチャーは寝たふりをして会話が聞こえていないふりをしていたが、パラソースの人間が1人トイレで席を外したすきに残っている方を殴って気絶させた。

リーチャーは更にトイレに行き不意をついてもう一人の方ものした後、奪った携帯で電話をかけてハンターに宣戦布告した。

ニューオーリンズに着くとすでにハンターが待ち構えていたが、それを察知したリーチャー達は緊急避難経路を使いハンターたちを巻くと、バスに乗って飛行場を後にした。

サマンサはなぜ自分も追われているのか説明を求め、リーチャーはキャンディス・ダトンが親権訴訟を起こして自分が父親だと言われていると話した。

それを聞いたサマンサは複雑な気持ちになった。

ホテルに着くとリーチャーはターナーにサマンサのことを任せて自分はプルドムの妻に会いに行こうとした。

ターナーはリーチャーが自分を女扱いしたことが許せずお互いの意見が衝突するが、結局リーチャーがプルドムの妻の元へ向かってしまう。

プルドムの妻を見つけたリーチャーだったが居場所は全く分からず写真だけをもらってホテルに帰って行った。

その途中、リーチャーはパラソース社の人間の待ち伏せに会い4人の男に囲まれてしまうが、あっという間に返り討ちにした。

ホテルに戻るとターナーがサマンサに銃を突きつけられた時の対処法を教えていたが、リーチャーはそんな中途半端ではすぐに殺されてしまうと不機嫌な感じで対応した。

リーチャーとターナーはどうやってプルドムを探そうかいい争いになり、いいアイディアは出ず翌朝を迎えた。

まだ皆が寝静まっているころ、サマンサは一人でホテルを出てあることを調べに行った。

リーチャー達が目を覚ますとサマンサの姿がなく焦る二人だったがすぐに帰ってきた。

サマンサは街で従軍していたジャンキーが集まる場所を聞き込みしており、その情報を元にリーチャー達は捜査を開始する。

ようやくプルドムを見つけたリーチャー達はアフガニスタンでなにがあったのかを問い詰めた。

プルドムは軍の武器弾薬管理を任されていたが、パラソース社からわいろをもらいパラソース社が現地の武装集団に武器を横流しするのを黙認していたのだという。

だがある時パラソース社とわいろのことでもめたプルドムは現地のテロリストに襲撃されることになり、彼の見ている前でチベリとミルコビッチがハンターに殺されたのだという。

恐ろしくなって帰国したプルドムだったがアフガニスタンではまった麻薬から抜け出すことができずに今に至るという。

プルドムは明日には空港にアフガニスタンからの荷物が届くことになっているとリーチャー達に教えた。

ターナーはエスピン大尉に連絡を取りチベリとミルコビッチが殺された真実を知り、自分たちが無実であることを証明してくれる商人がいると言って保護を求めた。

エスピン大尉はターナーたちの言葉を信じて一人で現場へ向かったが、この時の会話はパラソースのボスであるジェームズ・ハークネス将軍(ロバート・ネッパー)に盗聴されていた。

エイピン大尉が合流場所へやってくるとプルドムから話を聞いて護送使用するがそこへパラソースの兵がやってきて銃撃戦となりプルドムは射殺されてしまう。

リーチャーとターナーの協力でなんとかその場そしのぐことができたがそこにはハンターの姿がなかった。

ハンターはハークネスの指示でサマンサの元へ向かっていたのである。

サマンサは目覚めた後食事をとるためにルームサービスを頼んでおり、その時にクレジットカードを使ってしまっていたのである。

リーチャーとターナーは武器横流しの証拠を抑えるために荷物が届く空港へと急いだ。

空港に着くとちょうどアフリカから飛行機が来たところで、ターナーたちはすぐに荷物を改めた。

プルドムの話が正しければパラソースは軍の武器を回収して持ち帰ることになっている分をわいろでごまかし現地で横流ししているとのことだったため、アフリカから届いた荷物は空であるはずだった。

だが中身を調べてみると武器はきちんと輸送されていたのである。

自分たちの無実を証明できる最後のチャンスだったターナーたちだったが形勢がひっくり返ることはなかった。

しかしこの状況をリーチャーだけが冷静に見つめており、突然運ばれてきた武器を調べ始める。

すると中には大量の麻薬が隠されていたのである。

最近パラソースの経営がたてなおったのは武器の横流しをしているからではなく麻薬の密輸に手を出していたからだったのだ。

これによりハークネスは逮捕されることになったが、去り際にリーチャーにサマンサの元にハンターがいっていることを告げたのである。

リーチャーとターナーは急いでホテルに戻って部屋を確認したがすでにサマンサの姿はなかった。

サマンサは迫りくるハンターたちにいち早く気が付いており人ごみの中に紛れていたのである。

二手に分かれてサマンサを探しているとターナーが先に発見しリーチャー居場所を教えてた。

リーチャーとターナーはハンターの手下を倒しながらサマンサを追いかけたが、あと一歩のところで先を越されてしまう。

銃を突きつけられ絶体絶命のピンチに陥ったサマンサにリーチャーは彼女がターナーと訓練していたとこの言葉を口にし、サマンサに思い出させたのである。

サマンサはハンターのすきをついて銃を奪うとリーチャーがハンターともども屋上から飛び降りたのである。

深いダメージを追った二人だったが更に殴り合いになり、激しい戦いの末リーチャーがハンターを倒したのである。

こうして事件は解決しターナーは無事に軍に復帰した。

リーチャーは真実を確かめるためにサマンサとカフェで待ち合わせをし、本当の娘なのかどうかを核にすることに。

サマンサはリーチャーに母親の顔を覚えているのかと尋ね、リーチャーは一度寝た女性の顔は忘れないと答えた。

それを聞いたサマンサはリーチャーが本当の父親でないことを悟る。

なぜならそのカフェのウエイトレスでリーチャーに何度もコーヒーを注ぎにきた女性こそサマンサの母親だったからである。

サマンサはどこかさびしそうな表情を見せ、その後ターナーの母校であるペンブローク学校に通うことになる。

別れ際、サマンサは感情を押し殺してリーチャーを見送るが、やはり我慢できずリーチャーに抱きつき別れを告げさびしくなったら電話してと伝えた。

この時サマンサは密かにリーチャーの服に携帯を忍ばせていた。

その後リーチャーは元の放浪生活に戻るのだが、服の中から着信音が聞こえ「もう会いたくなった?」とメッセージが送られてきたのをうれしそうに見ていた。

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これはこれでよかったのかもしれませんが、疑似家族というありがちなストーリーで、なおかつジャック・リーチャーの良さが消えてしまう感じだったのでやはり前作に比べるといまいちでしたね。

面白かったのは最初の5分間と飛行機に乗ったところぐらいでしたね。

映画を見ている時は武器の流れがいまいちわかりませんでしたが、改めて考えるとなるほどと言った感じでした。

シリーズものになってくれたのはうれしいですが、監督が変わったことによっていまいちになった感は否めないので、次があるならもう少し考えてほしいですね。

以上がジャック・リーチャー NEVER GO BACKの感想とレビューでした。

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