ここでは実際に映画「ギヴァー 記憶を注ぐ者」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

ギヴァー 記憶を注ぐ者の評価・・・3つ星

原 題: The Giver
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: メリル・ストリープ ジェフ・ブリッジズ ブレントン・スウェイツ
    : アレキサンダー・スカルスガルド ケイティ・ホームズ テイラー・スウィフト
    : キャメロン・モナハン オデイア・ラッシュ エマ・トレンブレイ
監 督: フィリップ・ノイス
製 作: ニッキー・シルヴァー ジェフ・ブリッジス ニール・コーニグスバーグ
脚 本: マイケル・ミトニック ロバート・B・ウィード
原 作: ロイス・ローリー

あらすじ

ロイス・ローリーの同名ベストセラー児童文学を実写映画化したSFアドベンチャー。一切の争いがない平和な管理社会が築かれた近未来を舞台に、ただ一人の“記憶を受け継ぐ者”となった少年の過酷な運命と成長を描く。主演はブレントン・スウェイツ、共演にジェフ・ブリッジス、メリル・ストリープ。監督は「パトリオット・ゲーム」「ソルト」のフィリップ・ノイス。そこは、争いやもめ事がなくなった平和な理想郷“コミュニティー”。完全な平等世界が築かれ、職業も長老委員会によって決められていた。そんな中、少年ジョナスは、主席長老から“レシーヴァー(記憶を受け継ぐ者)”という大役に指名され、コミュニティーのすべての記憶を蓄えているただ一人の人物“ギヴァー(記憶を注ぐ者)”から、人類の記憶=歴史を伝達されていくが…。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

そこまで興味があったわけではありませんがなんとなく目にとまったので見てみました。

率直な感想は思っていたよりも面白かったです。

評価的には4つ星にしてもいいぐらいでしたが、もうちょっと踏み込んでもよかったかなと思ったので3つ星にしています。

設定的にはダイバージェントあたりと似たような感じになっていましたね。

もちろん細かいところでは違いはありますが、個人的には好きな感じでした。

出演者にはプラダを着た悪魔などに出演しているメリル・ストリープ、トゥルー・グリットなどに出演しているジェフ・ブリッジズ、パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊などに出演しているブレントン・スウェイツ、ターザン:REBORNなどに出演しているアレキサンダー・スカルスガルド、バットマンビギンズなどに出演しているケイティ・ホームズ、歌手として活躍しているテイラー・スウィフト、海外ドラマGOTHAM/ゴッサムなどに出演しているキャメロン・モナハン、グースバンプス モンスターと秘密の書などに出演しているオデイア・ラッシュ、エリジウムなどに出演しているエマ・トレンブレイらが起用されていました。

今後活躍が期待される若手が多く起用されていましたね。

ギヴァー 記憶を注ぐ者予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

近未来、人々は過去の争いから学び完璧に管理された平和な理想郷「コミュニティー」を作り上げた。

コミュニティーには「正しい言葉遣い」「決まった指定服を着る」「毎朝の投薬」「門限を守る」「嘘をつかない」というルールが設けられており、規律を破った者には罰が与えられた。

コミュニティーに住む人々は毎日の投薬により感情が抑制され、違いは争いを産むという理念から色さえも奪われていた。

ジョナス(ブレントン・スウェイツ)とフィオナ(オデイア・ラッシュ)とアッシャー(キャメロン・モナハン)の仲良し3人組は一生涯従事することになる仕事を決める儀式である「任命の儀式」を翌日に控えており、どのような仕事に就くことになるのか期待と不安が入り混じっていた。

そんな中ジョナスには時折白黒の世界に色がついたように感じる瞬間があり、それが何なのか自分でもよくわかっていなかった。

3人はいつも集まる場所で一生友達であるとう約束をする。

翌日、さまざまな儀式が行われ最後に任命の儀式が始まった。

番号が呼ばれ順番に適正と考えられる職業を主席長老(メリル・ストリープ)から与えられ、アッシャーにはドローンの操縦という職業が与えられた。

しかしなぜかジョナスの番号は呼ばれず飛ばされてしまう。

フィオナは保育士としての仕事が与えられ皆の任命が終わった後、残されていたジョナスが呼ばれ、主席長老はジョナスは特別な器であるといいレシーバー(記憶の器)という職業に任命した。

レシーバーという仕事がいまいちわからないジョナスは家に帰り与えられた映像を確認すると「訓練内容は秘密」、「質問をしてもいい(本来はしてはいけない)」、「薬は朝以外使用しない」、「訓練の話はしない」、「ウソをついてもいい」という新たなルールが加えられた。

翌日、ジョナスが指定された場所へ行くと前任のレシーバー(ジェフ・ブリッジス)が待っており、これから人類の過去の記憶を引き継いでいくといわれる。

前任のレシーバーはこれから記憶を与えていくためギヴァーという役職になっていると説明する。

ギヴァーはジョナスの手を取りかつての人類の記憶を見せた。

ジョナスは見たこともないソリや雪の映像を目の当たりにしこれまで味わったことのない感覚を感じていた。

レシーバーとしての仕事に興味を持ったジョナスはどんどん記憶を見せてもらい世界には色という概念があることが分かる。

ギヴァーは色を見る力やいろいろな感情は毎朝の投薬で排除されているのだと話した。

ジョナスは普段の訓練の様子をしゃべってはいけないことになっていたのだがフィオナやアッシャーに質問されてついついしゃべってしまう。

主席長老は悪影響が出ないうちにギヴァーを呼び出し自重させるように命じた。

また主席長老は10年前の失敗を繰り返さないようにとくぎを刺した。

どうやら10年前に同じようにレシーバーに任命された人物がいたようだが失敗に終わったらしい。

ある時、発育が十分でないという理由でジョナスの家に赤ん坊のゲイブがやってくる。

ジョナスはゲイブの面倒を見ながら自分と同じあざがあることに気が付く。

そしてゲイブに自分が見た記憶を渡し始めたのだった。

訓練が順調に進んでいく中、ギヴァーは失敗しないように与える記憶を慎重に選んでおり、そのほとんどは人間のいい部分だった。

しかしある時、ジョナスが訓練場へやってくるとギヴァーが倒れて苦しんでおり、手を握ると彼の記憶に引きずり込まれてしまう。

それは戦争の記憶でありジョナスはそこで初めて人を殺す感覚を味わう。

その記憶は見せるつもりではなかったとギヴァーは話したが、ジョナスはこれ以上のことには耐えられないといい訓練を中断しようとする。

放心状態になるジョナスのもとにフィオナがやってきてジョナスは毎朝の投薬をやめてほしいとお願いする。

自分はもう随分前からリンゴを使ってごまかしていると話し、必死に訴えるジョナスに何かを感じたのかフィオナも了承し、もう訓練はしないというジョナスにちゃんと訓練に行くように諭した。

翌日、ジョナスは訓練へ出向くがギヴァーは過去の映像を眺めていた。

それはジョナスの前任者になるはずだったレシーバーであるローズマリー(テイラー・スウィフト)の記録であり、彼女に戦争の記憶を見せるとそれ以降彼女は来なくなり”解放”されたと話した。

解放については具体的にどうなるのか教えてもらっていなかったジョナスだったが今朝の解放の様子をギヴァーの権限で見せてもらった。

すると保育士である父親が体重の軽かった赤ん坊に注射をして廃棄していたのである。

それは”解放”という名前の殺人であり、ギヴァーは本人にその認識はないと話す。

コミュニティーの真実を知ったジョナスはフィオナとの約束の場所へ行き、彼女は薬をうたなかったことによりこれまで持っていなかった感覚があると話す。

コミュニティーでは家族以外に触れることも禁じられていたがジョナスはフィオナの手を取り彼女にキスをするのだった。

その日、ジョナスが家に戻るとゲイブの姿がなく父親から発育が悪いため解放されることになったと聞かされる。

それを聞いたジョナスは夜遅く家を抜けだしギヴァーの元へ行こうとするがアッシャーに気づかれ止められてしまう。

アッシャーはジョナスのことを心配して止めようとしたのだが、もみ合いになりジョナスはアッシャーを殴って逃走してしまう。

ギヴァーの元へやってきたジョナスはギヴァーが持っていた地図を見せてもらった。

以前にも2人はその地図について話しており、その地図にはいくつかのタワーと境界線が引いてあった。

ギヴァーの予想ではその境界線をレシーバーが超えると失われたものが元に戻ると考えていた。

ジョナスはゲイブが解放の対象になってしまったため救うためには今すぐ行動する必要があるといい、ギヴァーから地図を受け取ると養育施設へと向かった。

そこでジョナスはフィオナにゲイブの居場所を教えてほしいと頼んだ。

なぜジョナスがそのようなことをしようとしているのかはわからないフィオナだったがジョナスのことを信じてゲイブの居場所を教えてあげた。

一方、殴られたアッシャーはこのことを主席長老に報告しておりすぐにジョナスの捜索を始めていた。

主席長老は真っ先にギヴァーにコンタクトを取るがごまかされてしまう。

監視カメラの映像により養育施設にいることが判明しすぐに警備隊を派遣する。

そのころ、ジョナスは境界線を超えることをフィオナに話し一緒に来てほしいと頼むがいけないといわれる。

フィオナはジョナスに信じているといいキスをすると時間を稼ぐためにおとりになった。

警備員がフィオナに気を取られている隙にジョナスはバイクを奪い境界線へと向かった。

主席長老はアッシャーにドローンで捜索しなんとしてもジョナスを捕らえるようにと指示を出した。

アッシャーは外の世界に行く目印となる三角岩のところでジョナスを発見し、他の人間に気がつかれないようにジョナスに話しかける。

ジョナスは自分を信じてほしいというが、アッシャーはドローンでジョナスを捕らえてしまう。

だがこれは他の皆を欺くための演技で、アッシャーは信じているといいジョナスを海に投げ出すとジョナスの無事を確認してから主席長老に解放は終了したと報告した。

ジョナスはゲイブを励ましながら境界へと進んでいき地図に書いてあるタワーのところまでたどり着くがそこにタワーはなかった。

力を使い果たしたジョナスはそこで意識を失ってしまうが、気が付くと目の前には記憶で見たそりが転がっていた。

ジョナスはそのそりを使って坂道を駆け下りていく。

一方、フィオナは囚われの身となってしまい規則を破ったとして解放されそうになっていた。

フィオナは最後までジョナスを信じているといい、ギヴァーもこんなやり方は間違っていると話すが誰一人耳を貸さない。

フィオナの腕に注射に針が刺さりかけたその時、ジョナスが境界を突破し、コミュニティーを覆っていた幕のようなものが消え去った。

これによりコミュニティーには色が戻り人々に感情が戻ったのである。

そしてジョナスはそりで下ったその先で記憶で見た”ホーム”を見つけるのだった。

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設定自体は悪くなかったんですけど人と人の間で記憶を受け渡ししたり、境界を越えたら皆に記憶が戻ったりとその辺のことがサラっと描かれていたのでいまいち納得できなかったですね。

まあ詳しい説明があっても納得できなかったと思いますが。

そこはSF作品としてそんなもんなんだろうと思うしかないですね。

最後の感じからするとコミュニティーの外にも人間はいるってことでよかったんですかね?

もうちょっと深掘ってもらえるとおもしろかったと思うんですけど、多分原作の小説をそのまま持ち込むとえらいことになったんでしょうね。

映画を見ると原作がどのようになっているのか気になりますね。

ダイバージェントが好きな方には楽しめる作品になっていると思いますよ。

以上がギヴァー 記憶を注ぐ者の感想とレビューでした。

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