4つ星 SF

映画エイリアン2のあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「エイリアン2」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

エイリアン2の評価・・・4つ星

原 題: ALIENS
製作年: 1986年
製作国: アメリカ
出演者: シガニー・ウィーバー マイケル・ビーン キャリー・ヘン ランス・ヘンリクセン
    : ポール・ライザー ジャネット・ゴールドスタイン ビル・パクストン
    : ウィリアム・ホープ アル・マシューズ マーク・ロルストン
監 督: ジェームズ・キャメロン
製 作: ゲイル・アン・ハード
脚 本: ジェームズ・キャメロン

あらすじ

91年にアメリカでLD企画として、劇場公開時にカットされた17分を追加・再編集した完全版。ノストロモ号事件唯一の生存者、二等航海士リプリーが眠るシャトルは57年の後にようやく発見されゲッタウェイ・ステーションに回収された。エイリアンの存在と危険性を会社に訴えるリプリーを驚愕の事実が襲う。今やアチェロンと名付けられたあの惑星LV426は数十家族が移り住み植民惑星となっていたのだ。そしてアチェロンからの連絡が途絶え、リプリーの危惧は現実のものとなった。宇宙海兵隊と共にアドバイザーとして宇宙船スラコ号に乗り込んだリプリーは再び悪夢の星へと旅立つのだが……。 (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

大人気ヒット作エイリアンシリーズの第2作目になります。

率直な感想は1作目よりもエイリアンがアグレッシブになっていたので良かったです。

やっぱりエイリアンといえば人間vsエイリアンの構図でないとワクワクしませんからね。

昔の映画なのでいろいろ隙はあったように思いますが、総じて面白かったと思います。

出演者には前作から引き続きシガニー・ウィーバーが起用されており、ターミネーターなどに出演しているマイケル・ビーンランス・ヘンリクセンビル・パクストン、セッションなどに出演しているポール・ライザー、ターミネーター2などに出演しているジャネット・ゴールドスタイン、シャーロック・ホームズなどに出演しているウィリアム・ホープ、フィフス・エレメントなどに出演しているアル・マシューズ、ラッシュアワーなどに出演しているマーク・ロルストンらが起用されていました。

子役だったキャリー・ヘンはその後映画に出ることはなかったようですね。

エイリアン2予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

リプリー(シガニー・ウィーバー)を乗せたノストロモ号は地球周回軌道付近の宙域で救助艇に発見される。

冷凍カプセルから目覚めたリプリーは惑星LV426から脱出してから実に57年の月日が流れていることを聞かされる。

査問委員会にかけられたリプリーの話は信じてもらえず、多額の損害を出したことで航海士の資格をはく奪されてしまう。

惑星LV426は20年前から植民地化されており、そのような報告は一度も上がってこなかったからである。

またリプリーの当時10歳だった娘はすでに死亡が確認されておりひとり悲しむリプリー。

精神障害も疑われたリプリーは倉庫で作業員として働くことになったのだが、毎晩のようにエイリアンが胸から突き出てくる悪夢にうなされる。

ある時、惑星LV426から連絡が途絶えたという情報がもたらされた。

上層部はリプリーの話を信じてエイリアンを絶滅させるために海兵隊を送りこむことにし、アドバイザーとしてリプリーにも同行を持ちかける。

最初は断っていたリプリーだったが、目的がエイリアンを持ち帰ることではなく絶滅させることであることを念入りに確認すると同行を承諾した。

海兵隊と共に惑星LV426へ向かう中、リプリーはエイリアンの危険性を何度も話すが誰もまじめに受け取ろうとはしなかった。

更に乗組員のビショップ(ランス・ヘンリクセン)がアンドロイドであることを知り、以前の経験から彼を拒絶するリプリー。

惑星LV426に到着すると降下艇で降り立ったリプリー達は居住区を探索したが人はおらずあちらこちらが破壊されていた。

研究室にはフェイスハガーが保管されており、そのうちに2匹はまだ生きていた。

更に探索を続けるとレーダーに反応があり、みな危機感を強めたが発見されたのはエイリアンではなく一人の少女だった。

少女はニュート(キャリー・ヘン)と名乗り、激しくおびえていたがだんだん心を開いてくれる。

居住区には他に誰もおらず、入植者には発信機が取り付けられていることを思い出した一行はレーダーで位置を探ることに。

すると大気改造用の環境システム施設内に多数の生命体反応があることが分かる。

すぐにその施設へ行き海兵隊が中を探索するが、すでにそこはエイリアンの巣穴となっており、住民たちは繭のような状態で発見される。

生存者が一人見つかったがその人間の胸からエイリアンが飛び出てきたため火炎放射機で焼き払った。

するとレーダーに多数の生命体の反応が現れ、あたり一面囲まれてしまう。

それは静かに身をひそめていた無数のエイリアンだった。

海兵隊は次々に襲われていき、リプリーはゴーマン中尉に撤退するよう命じるよう促すが、ゴーマンの指示は届かない。

リプリーは自ら走行車を運転し生き残った海兵隊員を助けに向かった。

これによりなんとか撤退できたのだが生き残ったのはヒックス(マイケル・ビーン)、ハドソン(ビル・パクストン)、バスクエス(ジェニット・ゴールドスタイン)の3人だけだった。

更にこの時の騒動でゴーマン中尉は脳しんとうを起こし意識不明になってしまう。

このまま戦っても勝ち目はないためリプリー達は降下艇に戻って核爆弾を投下する作戦をとることに。

ただリプリーと共に来ていた会社のお目付け役のバーク(ポール・ライザー)はその作戦に反対した。

バークの目的はエイリアンを生きたまま地球へ持ち帰ることだったからである。

リプリーは現在の指揮権はヒックスにあるといい当初の作戦を決行することに。

連絡を受けた降下艇はすぐにリプリー達の元へ向かったが、この時すでに船の中にエイリアンが侵入しており、乗組員は殺され降下艇は墜落してしまう。

これで宇宙船に戻るための方法が失われてしまった。

リプリー達は居住区へ戻り新たな作戦を考えた。

ハドソンが見つけた見取り図を元にリプリーはバリケードを築き籠城する作戦を立てる。

通気口にはエイリアンが入ってこれないように自動で敵を捉えられるセントリーガンを配置したが残った弾薬があまりなかった。

またビショップから呼び出されいってみると降下艇が墜落した時の衝撃で環境システム施設が故障しメルトダウンが始まったと聞かされる。

残された時間は4時間で、時間になると30km圏内が爆発で跡形もなくなるといわれる。

リプリーは宇宙船にはもう一つ降下艇が残っていたことを思い出し、それをこちらからリモートで操縦できるのではないのかと提案する。

それを実行するためにはエイリアンのひしめく向かいの施設までいきケーブルをつなぐ必要があった。

これを実行するためにリプリーが名乗りを上げようとするがビショップが遠隔操作ができるのは自分だけだろうといいその役を買って出たのである。

ビショップの成功を待つ中、とうとうエイリアンが襲撃を開始し、設置していたセントリーガンが起動しエイリアンの断末魔が響き渡る。

セントリーガンの弾が尽きる前になんとか撤退まで持ち込めたリプリー達はひとまず休息を取ることに。

銃を手元に置きニュートと一緒に眠ったリプリーだったが不穏な空気を感じて目を覚ます。

銃を手に取ろうとすると置いていたはずの銃はなくなっており、目線の向こうにはフェイスハガーを保存していたはずの容器が横たわっていた。

状況を察したリプリーはニュートと一緒に部屋から出ようとするが扉があかない。

監視カメラに危険をうったえるも、それを仕方がなかったと言わんばかりの顔で見つめるバーク。

これはバークがリプリー達にエイリアンを規制されて地球まで持ち帰るための作戦だったのである。

リプリーはフェイスハガーから逃げながらなんとか火災報知機を起動させて助けを呼ぶことに成功する。

リプリーは今回の騒動はバークが引き起こしたことであるというとハドソンは処刑すべきだと主張するがここで突然電気が切れて無数のエイリアンが近づいてくる。

エイリアンは真正面からではなく天井裏からリプリー達に襲い掛かりハドソンが犠牲になってしまう。

この絶対絶望の状況の中バークは一人で避難してリプリー達がおってこれないように鍵を閉めてしまう。

だがバークの逃げた先にもエイリアンが潜んでおり結局バークも殺されてしまう。

逃げ場を失ったリプリー達だったがニュートの案内で通風管の中を逃げることに。

それでもエイリアンたちは執拗に追ってきて、バスクエスとゴーマンが犠牲になってしまう。

この時ゴーマンたちは手榴弾を使って敵もろとも自爆したのだが、発生した爆風によりニュートはダストシュートに滑り落ちてしまう。

リプリーとヒックスは必死に後を追い見つけることはできたが、救出する前にエイリアンに連れ去られてしまう。

リプリーはヒックスを連れてビショップの元へ行き、ちょうどビショップの手によって降下艇が到着していた。

降下艇に乗ったリプリーは施設が爆発してしまうまでの時間を確認すると船をエイリアンたちの巣穴に向かわせた。

そして一人でニュートの救出に向かったのである。

火炎放射と銃を手に持ち巣穴を進んでいくリプリーはエイリアンと会うことなくニュートを発見する。

すぐに逃げようとしたリプリーだったが、ここでエイリアンの卵を産んでいる女王を発見してしまう。

リプリーは卵を火炎放射で焼き払い、女王にも攻撃を開始。

弾が尽きたところでニュートを抱えて急いで船に向かったが女王が追いかけてくる。

エレベーターで女王を振り切ったリプリーだったがビショップが運転する船はすでにいなくなっていた。

ビショップが裏切ったと思ったリプリー、更に女王も追いかけてきたのだが背後に降下艇が現れる。

ビショップは爆発に巻き込まれないようにあたりを旋回していただけだった。

なんとか船に乗り込んだリプリー達は施設から脱出することに成功し無事に宇宙船に戻ってくることができたのだが、ここで突然ビショップが襲われる。

振り切ったと思っていた女王が降下艇に乗り付いてきていたのである。

ビショップは真っ二つにされてしまい絶体絶命だと思われたが、リプリーはパワーローダーを操りエイリアンに反撃を開始。

なんとかエイリアンをエアロックに追い込み宇宙へ吹き飛ばすことに成功する。

ニュートはリプリーのことをママと呼び、無事生き残ったヒックスとビショップを合わせた4人を冷凍カプセルにいれて、地球へと帰還するのだった。

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やっぱり最後は宇宙空間へ放出するんですね。

エイリアンって宇宙では生きられないんですかね?

相変わらずヒューマノイドは真っ二つになりますし、あの白い液体って何なんですかね?

最後爆発から逃げる時確実に時間は足りなかったでしょうし、若干ワンパターンなような気もしないではないですが、まあ前作よりは格段に面白くなっているので良しとしましょう。

今度はきちんと地球に戻れるといいのですが、今作の感じからまた何やらおきそうですね。

しかもエイリアンがいたところは爆発してしまったわけですから、今後も続くようにするには誰かがエイリアンに規制されていないといけないような気もしますが果たしてどうなることやら。

最後に続編の3の予告を載せておきますね。

エイリアン3の予告

そういえば1作目のエイリアンはゴム製の着ぐるみだったそうですが、2作目では壁から壁へ飛び移ったり、天井から逆さまに吊り下がるなど、突発的で素早い動きが求められたため色を塗った気泡ゴムや黒いゴミ袋など、ありあわせの材料で作っていたのだとか。

CGがない時代はいろいろ苦労しているんですね。

以上がエイリアン2の感想とレビューでした。

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