海外ドラマ「GRIMM Season6」第九話『ツリー・ピープル/TREE PEOPLE』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season6 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン/イヴ → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
森へシカの密猟に出かけたラルフとデヴ。デヴは木のツルで心臓を貫かれて殺され、木の魔物に連れ去られる。ニックらはラルフがデヴを撃って偽証していると疑うが、彼の上着から自然界には存在しない高濃度の葉緑素が検出される。ヴェッセンの仕業だと思い本で調べたところ、日本のキノシモベという環境を破壊する者に制裁を加える謎のヴェッセンが見つかる。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
"In the morning, glad I see my foe outstretched beneath the tree."
『朝見ると 喜ばしいことに 敵はその木の下で伸びていた』
モチーフとなっているのは『毒の木』
GRIMM/グリム Season6動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason6の第九話『ツリー・ピープル/TREE PEOPLE』のネタばれになりますので注意してください。
イヴが鏡を通して襲われたことからニックたちはこれからは単独の時に鏡を見るのはやめようと話し合う。
敵の正体がわからずどう警戒していいのかもわからなかったがそこへダイアナがやってきて、これから鏡の世界から恐ろしいものがやってくると警告する。
その夜、ラルフとデヴの2人が森に入って密猟を行っていた。
デヴがシカを撃ち殺しその場で捌こうとすると木のツタが自分の体に巻き付いてくる。
デヴは必死にラルフに助けを求めたが、ラルフが駆けつけた時には木に胸を貫かれて殺されてしまった。
そこでラルフは木の化物を目にし発砲するが効き目がない。
結局デヴを助けることができないまま車で逃げた。
事件の知らせを受けたニックとハンクが現場にやってくるとラルフはひどく混乱していた。
ウーはこの事件がヴェッセンがらみであると予想し、ニックたちも慎重に捜査を進める。
ラルフの話を鵜呑みにするわけにもいかないのでニックたちは2人のことについて詳しく調べると、2人は過去にも数々の犯罪を犯していることが分かった。
だが何度ラルフを尋問しても帰ってくる答えは同じだった。
ニックたちはラルフが話す特徴を持つヴェッセンがいるのか本で調べることに。
すると”キノシモベ”というヴェッセンがいることがわかる。
どうやらそのヴェッセンは森に害をなす人間を排除しているようだ。
ウーの調査によって今回の事件が起きた近隣でも同じような事件が発生していることが分かった。
ニックたちはラルフを連れて現場検証も行ったがこれといった情報は得られなかった。
その後、同じ森で危険物処理を行っている人物がやってきて毒物を不法に投棄していた。
この人物もデヴと同じようにキノシモベによって殺されてしまった。
ニックたちは再度現場検証を行い処理業者の車を発見するがそれ以上のものは何も出ない。
ただこの時ニックは大きな木がやたら気になった。
車の所有者から行方不明になっている人物が特定され、さらにウーの調査によってほかにも10人以上が行方不明になっていることがわかる。
ニックは地図に行方不明になった場所を書いていきその中心地点に何かがあると考えた。
再び現場に戻るとその地点は先ほどニックが気になった木が生えているところだった。
その木を調べてみたところ、人の顔のようなものがはっきりと浮かんでいた。
照合の結果、その顔はこれまでに行方不明になっている人物のものだった。
このことをロザリーに話すと樹木子(ジュボッコ)という木のことを教えてくれた。
ロザリーによるとジュボッコは人間の血液を吸血して生きている巨木だがその場から動くことはないという。
この話を聞いてニックはジュボッコとキノシモベが共生しているのではないかと考える。
事件の真相を確かめるため、ニックたちはロザリーに毒に見せかけた薬品を作ってもらい、それを森にぶちまけることによってキノシモベをおびき寄せることに。
だが作戦は失敗しいくら待ってもキノシモベは現れない。
モンローはロザリーに連絡を入れて作戦が失敗したことを伝え、さらに強力な毒が必要だと伝える。
ロザリーはすぐに持ってきてくれたのだが、それを運んでいる途中でタンクから漏れてしまっていた。
ロザリーが到着するとそこへキノシモベが現れ襲われてしまう。
ロザリーはすぐにモンローたちに助けを求め何とか合流することができた。
だがキノシモベはあきらめず全員に対して木のツタを伸ばしてきた。
ニックたちは刃物で応戦するが数が多すぎて効き目が薄い。
モンローたちが拘束されていく中、ニックは持ってきていた斧でキノシモベの胸を貫いた。
これによりキノシモベは倒れ、ジュボッコはこれまでの人間たちと同じようにキノシモベを体内に取り込んだのだった。
これで一件落着となったのだが、取り込まれたキノシモベは木の中からニックたちを見つめるのだった。
その後スパイスショップでニックは今回のレポートをまとめていた。
後味の悪い思いをしたモンローとロザリーは夜寝る際に天井に見つけたシミが人の顔に見えるのだった。
一方、レナードのもとに以前絵の鑑定を依頼した女性から電話がかかってきて、ダイアナがカギを握っているといわれる。
すでにことは起こり始めていると警告され、その絵を見たトンネルのことを突き止めておいた方がいいといわれるのだった。
----------------------------------------------------------------------------------------
久しぶりなのか初めてなのかは忘れましたが日本に関係するヴェッセンが登場しましたね。
自分は吹き替えで見ていたので確認していませんが、たぶん英語でも「キノシモベ」といっていたのではないでしょうか。
ジュボッコに吸収されて顔が浮かんでいたのはなんだか別のドラマで見たような感じでしたがそれは置いときましょう。
ニックが本を書いているのも久しぶりでしたね。
最後はシミュラクラ現象で良いオチがついていたのもグリムならではでしょう。
グリムではたまにある自然との戦いでしたが、まあ勝利に終わったのでいうことはないですね。
今回は嵐の前の箸休め的な回だったと思います。
以上がSeason6の第九話『ツリー・ピープル/TREE PEOPLE』のあらすじと感想のレビューでした。