1つ星 SF アクション

映画プロメテウスのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「プロメテウス」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

プロメテウスの評価・・・1つ星(追記で3つ星)

原 題: PROMETHEUS
製作年: 2012年
製作国: アメリカ
出演者: ノオミ・ラパス シャーリーズ・セロン マイケル・ファスベンダー ガイ・ピアース
監 督: リドリー・スコット
製 作: リドリー・スコット ウォルター・ヒル デヴィッド・ガイラー
脚 本: デイモン・リンデロフ ジョン・スペイツ

 

あらすじ

「エイリアン」の巨匠リドリー・スコット監督が宇宙を舞台に贈るSFミステリー超大作。人類の起源を探るべく未知の惑星へと旅立った探査チームが目の当たりにする驚愕の真相を、迫力の3D映像で描き出していく。主演は「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパス、共演にマイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン。2089年、科学者のエリザベスは世界各地の古代遺跡で発見された共通するサインを地球外知的生命体からの“招待状”と分析、巨大企業ウェイランド社の宇宙船プロメテウス号に乗り、はるか彼方の惑星を目指す。2093年、目的の惑星に辿り着いたエリザベスは、女性監督官メレディスやアンドロイドのデヴィッドら他の乗組員とともに調査を開始するのだが…。

 

感想/レビュー

 

CMを見てかなり期待感が高かった作品です。

その分落胆がすさまじかったです。

人間の起源の秘密を探る?!

そんなの開始5分で終わってしまいましたけど、、、。

正直途中からは人間対おっきい人対エイリアンの図式でした。

っていうかこれエイリアンじゃん。

100人中99人がそう思うと思います。

なんたって類似点が多すぎます。

類似点1:武器は火炎放射

類似点2:アンドロイドの登場

類似点3:宇宙船の形

類似点4:謎の生物のフォルム

類似点5:類似点というかエイリアンの時代の20年ぐらい前

これらから推測すると、プロメテウスはエイリアンの前の話であるということになります。

なら初めからそんな感じでCMしてくれればよかったのに。

そうすれば評価は2ぐらいだったかもしれないのに、、、。

ちなみに出演はこれが出世作となったノオミ・ラパス、ハンコックやスノーホワイトに出てきたシャーリーズ・セロン、ロックアウトのガイ・ピアースと言った面々でした。

あまりメジャーな俳優は出ていない感じでした。

追記
ノオミ・ラパスはシャーロックホームズ・シャドウゲームに結構な主要キャラとして出演していました。

 

プロメテウス予告編動画(これからみようと思っている方に)

2018.02.13追記

エイリアンシリーズを一通り見てコヴェナントもレンタルしてきたのでこのタイミングでプロメテウスを見直してみました。

今回は前回見たときとは違ってエイリアンの前日譚だと思ってみてみましたが、そう思ってみても評価はよくて3つ星と言ったところでしたね。

プロメテウスについてWikipediaには以下のように記述してありました。

スコットは以前、「新作は『エイリアン』シリーズの明確な前日譚である」とマスコミに語っていたが、それを訂正し『エイリアン』フランチャイズとの本作の結びつきは控え目であるとした。彼は「『エイリアン』シリーズが出発点ではあるが、創造のプロセスのなかで、新たな神話と宇宙へと進化した。シリーズとは異なるオリジナルな物語が展開されるが、ファンなら必ずそこに『エイリアン』のDNAを見いだすだろう」と述べた。しかしながら2011年2月12日、ファスベンダーはMTVに対し、本作が『エイリアン』の前日譚であると話し、「『プロメテウス』は『エイリアン』に絶対に繋がる」「明確な接続静脈がある」と述べた。2011年6月インタビューで脚本のデイモン・リンデロフは、『エイリアン』の前日譚ではあるが、別のストーリーに続くと主張し、「本当の前日譚は本質的にはオリジナル映画の出来事に先行する必要があるが、本作は同じ世界を舞台にするものの、完全に何か異なり、異なったキャラクターが描かれ、そして完全に異なったテーマを持っている。それがこの映画がなりたがっているものについての私の基本的な印象だ」と述べた。

結局製作陣の間でもこの作品をどういった位置づけにするかは迷っていたようですね。

出演者も前述ではあまりメジャーな俳優は出ていないと記述していましたけど、実際にはX-MENシリーズなどで活躍するマイケル・ファスベンダー、主演から脇役まで何でもこなすシャーリーズ・セロン、パシフィック・リムなどに出演するイドリス・エルバ、ロックアウトなどに出演するガイ・ピアース、スパイダーマン:ホームカミングなどに出演するローガン・マーシャル=グリーンなどなど有名な俳優がわんさか出ていましたね。

以下からはネタばれになりますので注意してください。

はるか昔、人と同じような姿をしたエイリアンが黒い液体をのみ込むと体が崩れていった。

その液体によりDNAはボロボロになりそのまま滝に落ちてしまったのだが、彼のDNAは様々なものと結び付き新たな生命へと姿を変えたのだった。

西暦2089年、考古学者のエリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)とチャーリー・ホロウェイ(ローガン・マーシャル=グリーン)は新たな遺跡を発見し、そこには古代人が残した壁画が残されていた。

その壁画には惑星のようなものが描かれており、それは他の遺跡で見つけられたものと全く同一の物だった。

2093年12月21日、ウェイランド社が開発した宇宙探査船プロメテウス号が惑星LV-223に到着する。

アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)はウェイランド社からついてきた監視役のメレディス・ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)を起こしに行くが彼女はすでに目覚めており、問題がないのなら他のクルーを起こすようにと指示した。

コールドスリープから目覚めたクルーたちは一様に吐き気などの症状に襲われ、その中には考古学者のエリザベスとチャーリーの姿もあった。

ヴィッカーズはクルーを集めて今回のプロジェクトを企画したウェイランド社の社長であるピーター・ウェイランド(ガイ・ピアース)から託された映像を皆見せ、そこからはエリザベスとチャーリーが説明するよう指示された。

2人はこれまでに発見した遺跡で同じ模様が見つかっており、それらは地球がある文明の影響を受けていることに他ならないと話した。

つまり地球には先住民がおり、今回行く惑星LV-223には人間の創造主であるエンジニアと呼ばれる存在がいると考えられたのである。

生物学者や地質学者と言った他のクルーたちはその話を全く信じようとせず、ヴィッカーズも万が一生命体と遭遇しても手を出さないように指示した。

惑星をプロメテウスで探索していると人工物と思われるものが見つかりチャーリーはそこに着陸するように船長のヤネック(イドリス・エルバ)に頼んだ。

日暮れまでもう時間がにためヤレックは探索するのは明日の方がいいと提案するがチャーリーたちはそれまで待つことができないと言いすぐに探索を始めてしまう。

中に入ると地質学者のファイフィールド(ショーン・ハリス)が最先端の機器を取り出し3Dマップを作り始める。

中はかなり大きな構造になっており奥に進むと呼吸をできるようになっていた。

デヴィットはどうやらある密命を帯びているようで単独で動き始めてしまい、古代の遺跡を操作してホログラムのようなものが現れる。

それには巨大な宇宙人が映っており、何かから逃げるようにある部屋に向かっていた。

その途中で一人のエイリアンがドアに挟まれて命を落としており、その死体はきれいに残っていた。

この映像を見たファイフィールドと生物学者のミルバーン(レイフ・スポール)は怖気づいて2人で帰ることを選択する。

デヴィッドはその扉の装置を操作して中に入るとそこには千切れた頭部と黒い筒のようなものが大量に置いてあり、奥には巨大な顔のモニュメントが。

それがなにを意味しているのかはわからなかったが、エリザベスたちは転がっている頭部が腐敗し始めたことから急いで真空パックにした。

黒い筒には手を出さない方がいいというエリザベスの警告を無視してデヴィッドは皆に隠れながらその筒を確保した。

ヤネックは砂嵐が近づいているためすぐに帰ってくるように指示し、エリザベスたちは急いでプロメテウスに戻っていった。

船に帰るとエリザベスはすぐに頭部の解析を始め、細胞に電気を流してみた。

すると頭部は何かをしゃべり、突然腐敗していき最後には爆発してしまった。

エリザベスは頭部が爆発した原因を調べるとともにDNAの組成を人間と比較してみた。

するとDNAは完全に一致し、その生物が人間を作ったエンジニアであることが判明する。

本当にエンジニアがいたことに驚くヴィッカーズ。

一方、別の目的が動いているデヴィッドは持ち帰った黒い筒を解凍すると蓋を開けて中から黒い液体が入った瓶を取り出した。

デヴィッドはその黒い液体を指先につけるとチャーリーの部屋に行きどこまでやるつもりなのかと聞いてみた。

チャーリーが最後までというと、デヴィッドは彼に酒をつぎその中に指を入れて黒い何かを混入させたのである。

その後チャーリーはエリザベスと共に今回の成功を喜ぶが、エリザベスが先天的不妊症にかかっている話しになり微妙な空気になる。

チャーリーはそのようなことは全く気にせずエリザベスのことを愛しており、2人は翌朝まで愛をはぐくんだ。

翌朝、チャーリーは体調の異変を感じており、目を鏡でみてみると何か黒いものが飛び出していた。

その後、砂嵐が治まったという知らせが入り、行方不明となっているファイフィールドとミルバーンの捜索を行うことに。

再び例の遺跡に入ると筒がたくさん置いてあった場所でミルバーンの遺体が見つかり、口の中から謎の生物が出てきて驚く。

一方、デヴィッドは単独で行動し、ファイフィールドの探索機が止まっている場所まで行きその扉を開いた。

更にその先へ進んでいくと中心部のような場所につき、デヴィッドはヴィッカーズとの通信を切ってしまう。

デヴィッドはそこでもホログラムを再生し、エンジニアたちがなにをしようとしていたのかを知る。

更に全滅したかと思われたエンジニアだったが1人だけコールドスリープで生き残っていることもわかる。

そのころ、チャーリーの体調が急激に悪化したためエリザベスたちは急いで船に戻った。

だが船についても扉は締まっており、ヴィッカーズが火炎放射機をもってでてきた。

ヴィッカーズは伝染病を恐れてチャーリーを始末するつもりであり、チャーリーも自分が助からないことはもう悟っていた。

そして自らヴィッカーズの炎に焼かれたのである。

意識を失ったエリザベスが目を覚ますとデヴィッドが解放してくれていたのだが、チャーリーと性交渉があったのかと聞かれる。

デヴィッドはエリザベスが人間ではない何かを身ごもっていると言い、エリザベスはたった10時間前に寝ただけなのにすでに3カ月の状態になっているなんてと動揺する。

デヴィッドはエリザベスをコールドスリープにして地球へ送り返そうとしていたがエリザベスは摘出を望み、自分を眠らそうとするデヴィッドを倒して急いで医療ポッドへ向かった。

エリザベスは帝王切開で取り出そうとするが男性専用だったため開腹手術しか選択できない。

エリザベスは麻酔を撃つと腹を切り開いて中から謎の生物を摘出した。

エリザベスは医療法ホッチキスで傷をふさぐと急いでその部屋をロックした。

そのころ、行方不明だったファイフィールドが船の外に来ているとの知らせを受けて迎えに行った。

だがファイフィールドの様子はおかしく、凶暴性と残虐性が向上しており乗組員たちに襲い掛かってくる。

ヤネック達はなんとかファイフィールドを処分したがいったい何が起こっているのか不安を隠せない。

一方、エリザベスは密かに船に乗っていたウェイランド社の社長であるウェイランドに遭遇し、多くの船員が彼に従っていたことをしる。

ウェイランドはデヴィッドらを引き連れて遺跡へ出発する準備を進めていた。

ウェイランドの目的はエンジニアに死を克服する方法を教えてもらうことだったのである。

エリザベスはデヴィッドからエンジニアが一人生き残っている事実を知らされ、この星はエンジニアたちの故郷ではなくただの実験場で、病原体のようなものを開発しているのだと主張するが真実はわからない。

ウェイランドは真実を知りたければついてくるといいと話し、エリザベスは彼らについて行くことに。

船の奥深くまでやってきたウェイランドらはデヴィッドによっておこされたエンジニアと対面する。

デヴィッドは彼らの言葉を使ってエンジニアに話しかけるがエンジニアは突然攻撃を開始しデヴィッドは体をちぎられウェイランドも頭を強打してしまう。

エリザベスは一人で必死に逃げ脱出することに成功するが、まだ機能を保っていたデヴィッドからエンジニアが向かおうとしているのは地球であると聞かされる。

それを聞いたエリザベスは船で待っていたヤネック達にエンジニアの船を止めなければいけないと言い、ヤネックは命を捨ててプロメテウスでエンジニアの船に突撃した。

この間、ヴィッカーズは脱出船で逃げることに成功していたが、墜落したエンジニアの船が転がってきてヴィッカーズは命を落とす。

エリザベスも意識を失っていたが酸素レベルが残り2%という警報で目を覚ます。

奇跡的に命が助かったエリザベスはヴィッカーズが乗っていた脱出船に行き酸素を確保するが、中から物音が聞こえる。

そこにはエリザベスがエイリアンを取り出した医療ポッドがある部屋も組み込まれており、奥の部屋に行くと巨大化したエイリアンが見つかる。

エリザベスが逃げようとするとそこへ更に怒り狂ったエンジニアがやってきた。

エリザベスはエイリアンを閉じ込めていたハッチを開けエンジニアを襲わせて自分は脱出することができた。

再びデヴィッドからの通信が入り、自分の元へ来てくれたら地球へ帰ることができると話す。

エリザベスはデヴィッドの体と頭を回収すると地球に帰るつもりはなくなぜエンジニアが地球へ行って人間を滅ぼそうとしていたのかを知るために彼らの故郷へ行くと宣言する。

デヴィッドもそれを手伝うことになり2人は別のエンジニアの宇宙船に乗ってLV-223から脱出するのだった。

一方、エイリアンに襲われたエンジニアの胸から別の生物が誕生していた。

その姿はこれから人間を恐怖のどん底に突き落とすことになるエイリアンそのものだった。

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最初の場面はエンジニアが地球にDNAを拡散して人間の元を作ったってことなんでしょうね。

結局その目的もわかりませんし、デヴィッドはエイリアンのことを詳しく知ってそうでしたし多くの謎が残りましたね。

続編のエイリアン:コヴェナントも別にこの話の続きってわけでもないようですし。

途中に出てきていたホログラムの様子からエンジニアには同じようなことをしていた惑星がいくつもあって、そのうちのどれか一つに行くって感じなんでしょうね。

エリザベスが出てくる続編は作る気があるのかないのかは知りませんが、エンジニアの故郷に行ったらエイリアンが繁殖していたとかだったらおもしろいんですけどね。

結局エイリアンがどういった生物なのかは不明のままなのでそろそろその辺のことをはっきりさせたいですね。

「プロメテウス」から「エイリアン:コヴェナント」へ “空白の10年”描く特別映像があったので掲載しておきますね。

最後にエイリアン:コヴェナントの予告動画も掲載しておきますね。

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