ここでは実際に映画「ジョン・ウィック」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ジョン・ウィックの評価・・・3つ星
原 題: JOHN WICK
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: キアヌ・リーブス ウィレム・デフォー ジョン・レグイザモ イアン・マクシェーン
: エイドリアンヌ・パリッキ ケヴィン・ナッシュ ミカエル・ニュクビスト
: デヴィッド・パトリック・ケリー ディーン・ウィンタース ブリジット・モイナハン
: アルフィー・アレン
監 督: チャド・スタエルスキ
製 作: ベイジル・イヴァニク
脚 本: デレク・コルスタッド
伝説の殺し屋ジョン・ウィックをキアヌ・リーヴスが演じたノンストップ・アクション。足を洗い平穏な日々を送っていた彼だったが、マフィアに愛するものすべてを奪われ復讐を決意する。ウィレム・デフォーら共演も豪華。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
長らくキアヌ・リーヴスを見ていなかったので、取りあえず見てみました。
率直な感想は可もなく不可もなくと言った感じです。
マトリックスの時にうすうす感じてはいたのですが、自分はキアヌ・リーヴスがそこまで好きではないようです(笑)。
映画の内容はキアヌ・リーヴスが裏社会にカムバックするというものなのですが、これは現実とも若干リンクしていることだったのかもしれませんね。
ともあれキアヌ・リーヴス好きの人にとっては面白い作品なのではないでしょうか。
出演者にはマトリックスシリーズでおなじみのキアヌ・リーヴス、スパイダーマンシリーズなどに出演しているウィレム・デフォー、コラテラル・ダメージなどに出演しているジョン・レグイザモ、パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉などに出演しているイアン・マクシェーン、レッド・ドーンなどに出演しているエイドリアンヌ・パリッキ、マジック・マイクシリーズなどに出演しているケヴィン・ナッシュ、ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルなどに出演しているミカエル・ニュクビスト、バトル・クリーク 格差警察署などに出演しているディーン・ウィンタース、アイ,ロボットなどに出演しているブリジット・モイナハン、ドラマゲーム・オブ・スローンズなどに出演しているアルフィー・アレンらが起用されていました。
ゲーム・オブ・スローンズでシオン・グレイジョイ役のアルフィー・アレンが出ていましたね。
よく見れば他の俳優も一度は目にしたことのある大物ばかりでした。
ジョン・ウィック予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はマフィアに全てを奪われた男が復讐するというもの。
ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)はかつて裏社会にその名をとどろかせた凄腕の殺し屋だった。
だが愛する女性ヘレン(ブリジット・モイナハン)のために裏社会から足を洗った。
だがヘレンと結婚してから4年後のこと、彼女は病気により命を失ってしまう。
悲しみにくれるジョンはヘレンの葬式の際に殺し屋で親友のマーカス(ウィレム・デフォー)と久々に再開する。
葬式から帰ったジョンの元に宅配がやってくる。
それは亡き妻からジョンに送られた一匹の犬だった。
ヘレンを失い孤独になったジョンにとっては亡き妻からの最後の贈り物で、孤独を忘れられる贈り物だった。
翌日、ジョンは愛車のマスタングに乗り愛犬と一緒に買い物に出かけた。
この時、ガソリンスタンドで給油をしているとロシア語を話しているいかにもチンピラ風の男が話しかけてくる。
男はいくらなら車を売るのかと聞いてくるが、ジョンにとって車は命のように大切なものであったため売り物ではないと断った。
その後ドライビングを行い楽しんだジョンは帰宅しいつものように就寝した。
だがその夜、一緒に寝ていた犬が突然起きて下の階へ行ってしまう。
何事かと追いかけるジョンの目の前に2人の男がたっていた。
話を聞こうとしたジョンだったが背後からもう一人の男が現れ頭を殴られ意識がもうろうとしてしまう。
襲ってきたのは昼間にガソリンスタンドでロシア語を話していた男たちであり、目的は車を奪うことだった。
更に男たちはヘレンの最後の贈り物だった犬も殺してしまう。
ジョンから車を奪った男たちは盗難車を専門に扱うオーレリオ(ジョン・レグイザモ)の店に行きナンバーなどの取り換えを要求した。
どうやらその店オーナーであるオーレリオは男たちの主犯格であるヨセフ・タラソフ(アルフィー・アレン)の父親の部下であるようだ。
だがそれにもかかわらずオーレリオはヨセフを殴り店から追い返した。
オーレリオはその車がジョンのものであったことを知っていたのである。
それもそのはずでかつてジョンが殺し屋として暗躍している時、属していた組織はオーレリオと一緒だったからである。
ヨセフは親父にいいつけてやるといいその場を後にした。
オーレリオのもとにはヨセフの父親でロシアンマフィアのボスであるヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクヴィスト)から電話がかかってくる。
オーレリオは殴った理由をヨセフがジョンの車を奪って持ってきたからだと説明した。
それを聞いたヴィゴはすぐに息子を呼び出した。
ヴィゴはヨセフを呼び出すとへまをやらかしたと言い罰を与える。
何のことかわからないヨセフだったがヴィゴは車を奪ったことがへまだと話した。
ヨセフにはジョンのことが何もわかっていなかったからである。
ヴィゴはジョンがかつて自分の部下だったこと、更に4年前組織を抜けるにあたって絶対に不可能だと思われた仕事をジョンに与え彼がそれを達成したため自分の組織がここまで巨大になったことを話した。
ヴィゴはジョンから組織を守るために部下を全人招集した。
更にジョンを殺すために殺し屋を雇い、その中には親友のマーカスもいた。
一方、ジョンは家を掃除した後オーレリオの店に行き自分の車を奪ったのがヨセフであることを教えてもらう。
かつて世話になったヴィゴの息子とは言え自分から大切なものを奪っていったヨセフをジョンは決して許さない。
家に戻ると封印していたかつての仕事道具を取り出し準備を始める。
ここでヴィゴから電話がかかってきて穏便に話をしようと言われるが無言で切ってしまう。
その後ヴィゴの部下がジョンを殺すために家にやってくる。
だが大勢の敵をものともせずにジョンは手際よく敵を排除していく。
10人以上いた敵をあっという間に全滅させたジョンだったが、そこへ警官がやってくる。
どうやら近隣住民から騒音の苦情が来たようだったが、警官は顔なじみのジミー(トーマス・サドスキー)でジョンのことをよく知っていた。
ジミーは家の中を見ると復帰したのかと聞くが、ジョンは立ち寄っただけだと答えた。
その後ジョンは死体処理のためにチャーリー(デヴィッド・パトリック・ケリー)に連絡をして死体と家の中をきれいに掃除してもらった。
ヨセフを探すためにジョンは殺し屋たちが愛用するコンチネンタル・ホテルに部屋をとった。
そのホテルでは掟が定められており、ホテル内での殺しはご法度となっていた。
ジョンはホテルのオーナーのウィンストン(イアン・マクシェーン)に会いに行きヨセフの居場所を教えてもらった。
場所はレッド・サークルというナイトクラブだった。
一人でクラブに言ったジョンは顔なじみだった警備員のフランシスを家に帰らせ、裏口から侵入し音もなく敵を排除していく。
ヨセフの姿を確認したジョンだったがここで敵に見つかってしまい派手な銃撃戦となる。
次々に敵を倒していくジョンだったがヨセフには逃げられてしまう。
更にヨセフのボディーガードに銃で撃たれてしまう。
防弾チョッキを着ていたジョンだったが割れた瓶で腹を刺されてしまう。
だがなんとかその場から脱出することには成功する。
ジョンは血まみれの状態でホテルに戻り医者を呼んでもらった。
取りあえず傷口を縫ってもらって薬をもらったジョンがベットに入ると、遠くからマーカスが狙撃のチャンスを狙っていた。
マーカスがジョンに照準を合わせたその時、部屋の扉が開くのが見えた。
ホテルでジョンも顔を合わせた殺し屋のパーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)がジョンを殺しにやってきたのである。
ホテル内での殺しは掟でご法度だったが、ヴィゴは掟を破ったら400万ドルの報酬を出すと言っていたからである。
パーキンズに気が付いたマーカスはなぜかジョンに当たらないように狙撃しパーキンズに気が付かせた。
ジョンとパーキンズは激しい戦いとなるがけがをしながらもジョンに軍配が上がる。
逃げようとするパーキンズを捕まえると、隣の部屋から顔みしりのハリー(クラーク・ピーターズ)が部屋から顔をのぞかせる。
ジョンは何も問題ないと言いつつ、ハリーにホテルで使用するコインを集めるためにこもりをしないかと持ちかける。
これによりパーキンズの見張りをハリーが請け負うことになる。
またここでジョンはパーキンズからヨセフの居場所を聞き出そうとするが、彼女が知っていたのはヴィゴが裏で取引している金を隠している教会の情報だった。
それを聞いたジョンはすぐにその教会へ向かった。
教会に入ったジョンは問答無用でヴィゴの部下を殺し、奥にある金庫まで案内させた。
そしてヴィゴの部下の神父に金庫のかぎを開けさせその中にあるものを全て燃やしたのである。
その中には金だけでなく権力者をゆすれるテープなどが保存されていたようだ。
その後教会にやってきたヴィゴは罰として神父を殺す。
教会にヴィゴがいることを確認したジョンはヨセフの居場所を聞き出すためにヴィゴを襲撃。
ここでも激しい銃撃戦となる。
だがさすがに敵の数が多すぎたためジョンは逆にとらわれてしまう。
ジョンを捕らえたヴィゴは金庫の中には金以上に大事なものがあったと言いジョンを責めた。
それに対してヨセフの居場所を吐かなければ死ぬことになると強気の態度を崩さない。
そんなジョンに対してヴィゴは殺せと命令しその場を後にする。
ヴィゴの部下によって袋をかぶせられたジョンは絶体絶命のピンチに陥るが、部下の一人が突然頭を撃ち抜かれる。
ここでもまたしてもマーカスが助けてくれたのである。
これにより計背は逆転しジョンは部下を殺しすぐにヴィゴの後を追った。
そしてヴィゴの乗る車を銃撃し部下を全員殺すとヴィゴに最後のチャンスを与えた。
これによりヴィゴも息子の居場所を吐かざるをなかった。
ヨセフの居場所を聞き出したジョンはすぐにその場所へ向かった。
そして手際よく部下を殺していく。
そしてついにヨセフを追い詰めることに成功し、問答無用で頭を撃ち抜いた。
その後ジョンはマーカスを呼びだし助けてくれたお礼を言った。
ただその様子はハリーの監視から逃れたパーキンズに見られていた。
パーキンズはすぐにこのことをヴィゴに報告した。
マーカスが家に帰るとそこには先回りしたヴィゴの姿があった。
ヴィゴはお前が殺さなかったせいで息子が死んだとマーカスを責め、仕事を請け負っていながら裏切ったマーカスに制裁を与えた。
抵抗したマーカスだったがやむなく殺されてしまう。
ヴィゴはこのことをすぐにジョンに伝えた。
ジョンがマーカスの家につくとそこには無残に殺されたマーカスの死体があった。
ジョンは自分のせいで殺されてしまったマーカスの仇を討つためにとことんまでヴィゴを追いこむことを決意する。
一方、掟を破ったパーキンズはホテルのオーナーであるウィンストンから呼び出されていた。
そして掟を破った罰により殺されてしまう。
更にウィンストンはジョンにヴィゴがヘリで逃げようとしていることを教える。
ジョンはすぐにヘリポートへ向かった。
ヴィゴが逃げる前に追いつくことができたジョンはここでも手際よく一人ずつ手下を殺していく。
そしてついにヴィゴだけになるとヴィゴは素手でやり合おうと言ってくる。
ジョンもその誘いに乗り銃を手放すと2人の殴り合いが始まった。
だが劣勢だと知るや否やヴィゴはナイフを持ち出す。
ナイフで腹を刺されたジョンだったが、ヴィゴからナイフを奪い逆にヴィゴを殺すことに成功する。
これによりようやくマフィアとの抗争が終結したジョンだったが、腹を刺され重傷だった。
車で移動しよとするも途中で意識を失いかけてしまう。
そんな時ジョンがとりだしたのは携帯に入ったヘレンとの思い出の動画だった。
それを見たジョンは生きる希望を取り戻し、動物保護所へ行き手当てできる薬を探し自分で傷の治療を行った。
またそこで別の犬を発見し、ジョンはその犬を連れて家に帰って行ったのであった。
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内容としては非常にわかりやすいものでしたね。
とにかくキアヌ・リーブスが強くてなんだか笑えました。
アクションもすごかったのですが、なんだか何かが足りない感じ。
それが何かはわかりませんが、そんなこんなでこの評価です(笑)。
復讐ものとして非常に単純なものだったので気分転換には良いかもしれませんね。
ただしあまり気持ちのいい気分転換はできないかもしれません(笑)。
以上がジョン・ウィックの感想とレビューでした。