ここでは実際に映画「モネ・ゲーム」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

モネ・ゲームの評価・・・4つ星

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原 題: GAMBIT
製作年: 2012年
製作国: アメリカ
出演者: コリン・ファース キャメロン・ディアス アラン・リックマン
    : トム・コートネイ スタンリー・トゥッチ アンナ・スケラーン
    : 伊川東吾  ジェラード・ホラン
監 督: マイケル・ホフマン
製 作: マイク・ロベル ロブ・パリス アダム・リップ
脚 本: ジョエル・コーエン イーサン・コーエン

あらすじ

60年代傑作コメディ「泥棒貴族」を基に、脚本に「ノーカントリー」のコーエン兄弟を迎え、コリン・ファースとキャメロン・ディアスの主演で映画化したクライム・コメディ。印象派の巨匠モネの贋作詐欺を計画した英国の美術鑑定士が、相棒に起用したテキサス娘に振り回され、次々とハプニングに見舞われるドタバタ詐欺計画の行方をコミカルに描く。監督は「終着駅 トルストイ最後の旅」のマイケル・ホフマン。英国の美術鑑定士ハリーは、自分を無能呼ばわりする雇い主の億万長者シャバンダーに仕返しすべく、モネの幻の名画の贋作を使った完璧な詐欺計画を練り上げる。そして話に真実味を持たせるため、名画の持ち主役としてテキサスの天然系カウガール、PJを相棒にスカウトするのだが…。 (TSUTAYA online より引用)

 

感想/レビュー

予告見たらおもしろそうだったので見てみました。

思っていたのとは少し内容が違いましたが、これはこれで楽しめました。

おもしろかったですよ。

コリン・ファースを見たのは英国王のスピーチ以来2作目になりますが、なかなかいい味出してますね。

出演者には先ほどあげたコリン・ファースに加え、数々の名作に出演しているキャメロン・ディアス、ハリーポッターシリーズのアラン・リックマン、ライラの冒険 黄金の羅針盤などに出演しているトム・コートネイ、ハンガー・ゲームシリーズやジャックと天空の巨人などに出演しているスタンリー・トゥッチ、ディセント2などに出演しているアンナ・スケラーン、ラストサムライなどにも出演している日本人の伊川東吾などが起用されていました。

どちらかというとコメディ作品にはあまり出てこない俳優ばかりでしたね。

だからこそおもしろくなっているわけですが。

モネ・ゲーム予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容は雇われの美術鑑定士が雇い主に絵画詐欺を仕掛けるというもの。

億万長者シャバンダー(アラン・リックマン)に雇われていた美術鑑定士のハリー(コリン・ファース)は、自分をバカにし続けるシャバンダーに復讐するためにある計画を立ています。
その計画とはモネの失われた絵画の贋作を使った詐欺でした。

モネは「積みわら」という作品を描いており、「積みわら」には2種類の作品がありました。

1種類はオークションにかけられシャバンダーと日本人のタカガワ(伊川東吾)が最後までせりましたが、結局1100万ポンドという大金でシャバンダーが落札していました。

もう1つは第二次世界大戦時にドイツの高官が所有していたのを最後に消息を絶っていました。

ここに目をつけたハリーは失われたモネの「積みわら」の贋作を相棒のネルソン少佐(トム・コートネイ)に描かせ、その贋作を持ってシャバンダーを騙そうとしていました。

この計画にはもう一人欠かせない人物がいました。

それがPJ・プズナウスキー(キャメロン・ディアス)でした。

彼女の祖父は第二次世界大戦時に「積みわら」を所有していたドイツ兵の元へ乗り込んでいたのです。

つまりハリーはプズナウスキーが「積みわら」を母国アメリカに持ち帰っていたということにしようとしていたのです。

計画ではプズナウスキーが所有している絵をシャバンダーが欲しがり、それを鑑定士であるハリーが鑑定することで贋作だと気づかれずに大金を手に入れるというものでした。

早速PJとコンタクトをとり、計画について説明し、彼女の家で少佐が作った贋作と一緒に写真を撮ります。

この写真が載っている雑誌を持ってハリーはシャバンダーの元へ向かいます。

思っていたより食いついてこないシャバンダーでしたが、なんとかPJと取引をする流れに持っていきます。

シャバンダーに怪しまれながらもなんとか説き伏せようとするハリーでしたが、もともとハリーを信用していないシャバンダーはPJの話しか聞きません。

しかしPJは思いのほか口がたち、シャバンダーに気にいられてしまいます。

シャバンダーと話しているうちに計画が上手くいきそうにないと思ったPJはハリーに申し出ますが、堅物のハリーは聞く耳を持ちません。

シャバンダーはPJにハリーを首にして新しく鑑定士を雇おうと思っていると話します。

PJが持ってきた贋作の「積みわら」の鑑定は後日シャバンダーが主催するパーティーの時に行われることになりました。

ハリーはシャバンダーの屋敷にもぐりこんで、なぜかシャバンダーが持っていた方の「積みわら」を額縁から外してしまいます。

するとセキュリティーが作動し、なんと目の前には本物のライオンが。

カウガールであるPJが駆け付け、なんとかライオンをおとなしくさせることができました。

PJはシャバンダーを呼び、その場でハリーに首を宣告します。

そしてPJが持ってきた「積みわら」の鑑定を新たな鑑定士であるザイデンベイバー(スタンリー・トゥッチ)に任せます。

絶体絶命・・・だと思いきや、なんとザイデンベイバーはPJの「積みわら」を本物であると鑑定します。

何という幸運・・・かと思いきや、ハリーは積みわらが贋作であることを明かしてしまいます。

シャバンダーはザイデンベイバーを首にし、ハリーをこれからも働くように言いますが、ハリーはそれを断ってその場を後にします。

シャバンダーから大金をせしめる計画は失敗に終わってしまいます。

と思っていたら、なんとハリーがシャバンダーが持っていた方の「積みわら」を触っていたのは、こちらの作品も贋作とすりかえるためでした。

つまりハリーは積みわらの贋作を2枚作っており、1枚はその場ですり替え、もう1枚は高額で売ろうとしていたのです。

1枚が偽物だったことにより、シャバンダーはまさか自分の持っている絵が偽物にすり替えられているとは夢にも思っていません。

すり替えた本物の「積みわら」はシャバンダーとオークションでせっていた日本人のタカガワに売却することで見事大金を手に入れたのでした。

まさに原題のGambit(捨て駒)そのままでした。

非常にスマートな贋作詐欺でしたね。

最初は少し退屈に思うかもしれませんが、途中からはコリン・ファース独特の世界が展開されて、非常に楽しめました。

ネタばれのなかではふれませんでしたが、コリン・ファースがズボンを飛ばされてしまうところは必見ですね(笑)。

誰とみても楽しめる作品だと思いますよ。

以上がモネ・ゲームの感想とレビューでした。