ここでは実際に映画「パッセンジャー」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

パッセンジャーの評価・・・4つ星

原 題: Passengers
製作年: 2016年
製作国: アメリカ
出演者: ジェニファー・ローレンス クリス・プラット マイケル・シーン
    : ローレンス・フィッシュバーン アンディ・ガルシア
監 督: モルテン・ ティルドゥム
製 作: ニール・H・モリッツ スティーヴン・ハメル マイケル・マー オリ・マーマー
脚 本: ジョン・スペイツ

あらすじ

ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットが共演したSFドラマ。120年かけて新たな居住地に向かう豪華宇宙船で、到着予定の90年も前に人工冬眠から目覚めてしまった二人の男女。絶望的状況のなかで、二人の間に愛が芽生えるが、船内で緊急事態が発生する。俳優陣からリアルな演技を引き出すために制作された宇宙船の巨大セット。その壮麗で近未来的なデザインに目を奪われる。 (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

予告を見ておもしろそうだったのでレンタルしてみてみました。

出演者が少ない分どうなるかなぁ~と思っていたんですけどその心配も杞憂に終わりました。

もちろん好き嫌いははっきり分かれると思いますが個人的には楽しめた作品でした。

たった一人宇宙船で目覚めた主人公の心情がうまく表されているように思いましたね。

映画の構造上どうしてもおかしな点などは見つかってしまいますがそれを差し引いてもおもしろかったと思いますので興味のあるかたは是非ご覧になってみてください。

出演者にはハンガーゲームシリーズなどに出演しているジェニファー・ローレンス、ジュラシック・ワールドなどに出演しているクリス・プラット、アンダーワールドシリーズなどに出演しているマイケル・シーン、マトリックスシリーズなどに出演しているローレンス・フィッシュバーン、オーシャンズシリーズなどに出演しているアンディ・ガルシアらが起用されていました。

出演者が少ない分主演級の俳優さんが多く使われていましたね。

パッセンジャー予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

ホームステッド社が開発した宇宙船アヴァロンは新たな入植地であるホームステッド2に向けて5000人の乗客と258人のクルーを乗せて航行していた。

ホームステッド2までは地球から120年という長い時間がかかるため船内の人間は全員コールドスリープにより眠った状態になっており、目覚めるのはホームステッド2に到着する4か月前の予定だった。

だが航行途中にアヴァロンが隕石と衝突する事故が発生してしまいこの時生じたエラーによりジム・プレストン(クリス・プラット)の冬眠が解除されてしまう。

目覚めたジムは案内に従い行動するがしばらくして自分以外の誰も目覚めていないことに気が付く。

ようやく見つけた人影はアンドロイドのバーテンダーであるアーサー(マイケル・シーン)だけだった。

更にジムがホームステッド2までの時間を調べてみるとまだ90年も残っていたのである。

技術者であるジムはあらゆる手段を使って再びコールドスリープに戻ろうとするがその技術はホームステッド社の極秘事項であり戻ることはできなかった。

ジムは地球のホームステッド社にトラブルで自分だけが目覚めてしまったことを伝えようとメッセージを送るがそのメッセージが到着するのは17年後で返事が来るのは55年後になるといわれてしまう。

クルーが眠っている部屋にアクセスしようとするも権限がないといわれ入ることができない。

どうすることもできないと悟ったジムはこの閉鎖された空間でたった一人老いて死んでいくのだと絶望する。

だがしばらくしてどうせ孤独なら好きなことをしてやろうと思ったジムはスイートルームをこじ開け豪華な部屋に移動し好きな娯楽施設へ行き時間をつぶした。

だが次第にそれも味気なくなっていく。

1年がたったころ、船内では度々清掃ロボットが故障するようになっていたがそれ以外に目立った異常は見つからなかった。

ジムはだんだん人間恋しくなってきており、偶然から冬眠カプセルのある部屋からエアロックに出て船外に出られることが分かる。

ジムは宇宙服を着て船外に出て宇宙遊泳を楽しむが、いろいろな感情が混ざり合い涙がこみ上げてくる。

船内に戻ったジムは宇宙服を脱ぎ部屋に戻ろうとするが、宇宙服なしで船外に出れば楽になれるのではと考えてしまう。

生身でエアロックまで来たジムだったがいざ死ぬとなると扉を開けることはできなかった。

絶望感が漂う中、ジムは偶然冬眠カプセルで眠るオーロラ・レーン(ジェニファー・ローレンス)を発見する。

オーロラに一目ぼれしたジムは地球を出る前に乗客が残したメッセージの中からオーロラの物を探しだし彼女がどのような人間なのかを調べ始めた。

初めはただそれだけで満足だったジムは次第に彼女と話したいと思うようになる。

ジムは手動でコールドスリープから目覚めさせる手順を学ぶが人としてやってはいけないことだと理性を保ち自分に言い聞かせる。

だがそれもとうとう限界に達してしまいジムはついにオーロラの冬眠を解除してしまう。

ジムは自分が解除したことがばれないようにその場を離れ偶然を装い広間で彼女と出会った。

ジムは自分たち以外は誰もないことをオーロラに話し、2度とコールドスリープに戻ることはできないと話した。

最初はジムと同じような行動をとっていたオーロラだったが次第に冷静さを取り戻し今の状況を受け入れ出した。

ジムはアーサーに絶対自分がオーロラを目覚めさせたことは言わないでほしいと伝えた。

その後ジムとオーロラは2人だけの時間を満喫し次第に2人は魅かれあっていく。

しばらくするとジムはオーロラを船外へと連れ出し宇宙遊泳を2人で楽しんだ。

そして二人は結ばれることになる。

その間、宇宙船には小さなエラーがたびたび起こるようになっていたが航行に異常をきたすほどの大きなエラーは発生していなかった。

オーロラが目覚めてから1年が経過したころ、ジムは貴金属を使って指輪を作りオーロラにプロポーズしようとしていた。

その矢先、バーでアーサーが口を滑らせてしまいオーロラを目覚めさせたのがジムであることがばれてしまう。

信じていた人間に裏切られたオーロラは怒りを爆発させジムとは口もきいてくれなくなってしまう。

ジムはオーロラに謝り続けるが自分の人生を台無しにされたオーロラは当然許してはくれない。

彼女への謝罪の気持ちだったのか、ジムは船内に何やら絵を描き始めそこへ大きな木を植えた。

その後船内では停電が発生したりエレベーターがエラーを起こしたりと大きな異常が発生するようになっていた。

そこへ更に船内に木を植えたのは誰だ?という館内放送が流れてきたのである。

ジムとオーロラがすぐに木の所へ行くとそこには甲板長のガス(ローレンス・フィッシュバーン)がたっていた。

ガスは冬眠カプセルが3つも故障するなどあり得ない事態だといいクルー専用のデッキへ行きエラーが発生している箇所を探し始めるが、なぜか情報を吸い上げることができない。

ガスの指示の元、3人は手分けして各ブロックへまわり手動で情報を集めることに。

その過程でガスはオーロラはジムによって目覚めさせられたことを知り、ジムに許されることではないと話す。

またオーロラは自分が起こされたことに気がついただろうとガスに迫るが、ガスはジムは1年間もの間孤独でおぼれていたのだと擁護した。

集めた情報を整理してもどこにエラーが発生しているのかはわからず、更にガスの体調がすぐれないため続きは翌日に行うことに。

この時ガスの体には600を超える異常個所が見つかっており多臓器不全で死ぬ一歩手前だった。

その日プールでオーロラが泳いでいると重力発生装置がエラーを起こしオーロラは水球の中に閉じ込められてしまう。

眠っていたジムも異常に気が付く。

オーロラはなんとか死ぬ一歩手前で重力発生装置が正常に戻ったため一命を取り留め、ジムと合流してガスの元へ向かった。

この時ガスは最後の時を悟っており外が見える展望台エリアに座っていた。

ガスは仲たがいしている2人に異常があるのは中枢部のどこかだがそれがわからないため2人で協力して探せと指示を出し静かに息を引き取った。

オーロラは今は争っている場合ではないと怒りを抑えジムと協力して故障個所を探し始める。

すると一つの部屋があかないことに気が付き、ジムが工具を使って無理やり開けると突然中に吸い込まれてしまう。

その部屋にはなんと隕石によって穴が開いていたのである。

またたく間に酸素が失われていく中、ジムは機転を聞かせてディスプレイで一時的に穴をふさぐとすぐに消火器のようなもので穴をふさいだ。

隕石によってできた穴は別場所に続いており、ジムは隕石が貫通してしまったことを悟る。

2人が穴をたどっていくとたどり着いたのは核融合炉でそのシステムのハードが一つ壊れていた。

ジムはすぐにハードを取り換えるが融合炉の中に熱がたまってしまっており再起動できない。

手動で熱を放出しようとするが排出口が開かず熱を取り除くこともできない。

ジムは外から手動で開けるしかないといい、一人船外に出て排出口を開けようとする。

その間にも融合炉の熱放出は止まずオーロラのいる部屋はみるみる熱くなっていく。

熱膨張によりネジが飛び散り始め、オーロラの腕に直撃してしまうがオーロラはひるむことなくジムを待つ。

ジムが排出口にたどりつき手動でハッチを開いたのだが、それを固定することができず、熱を放出するためにはその場に残らなければならなかった。

そんなことをすれば放出される熱で死んでしまうのは目に見えていたことだったがそれ以外に方法はない。

オーロラはいつの間にか怒りも忘れただただジムの身を案じていた。

そしてジムの合図で融合炉から熱が放出された。

ジムは念のため持ってきていたヒートシールドにより身を守るが耐えきれず吹き飛ばされてしまう。

更に自分と船をつないでいたケーブルも切れてしまいジムは宇宙空間に放り出されてしまい、腕には小さな穴があいて酸素レベルがどんどん落ちていた。

ジムの状況を聞いたオーロラは急いで船外に出てジムを探し救出に向かうがもう少しのところで手が届かない。

あきらめかけたオーロラだったがきれたケーブルの端が目の前に来て運よくジムを船内に連れ戻すことができたがジムの心臓はすでに停止していた。

オーロラはジムを医務室へ運びすぐに蘇生措置を施した。

これによりなんとかジムは息を吹き返しオーロラは涙を流して喜ぶのだった。

その後ジムはガスの権限を使えば医務室でコールドスリープ状態に戻れることを突き止めるが、そこには入れるのは一人だけだった。

ジムはオーロラを眠りにつかせて自分が残るといい彼女に決断を迫る。

だがオーロラはジムと残りの人生を過ごしていくことを決意したのである。

ジムはあの時渡そうとしていた指輪を用意しオーロラにプロポーズするのだった。

88年後、クルーたちがコールドスリープから目覚めると船内にはジムの植えた木が成長し一つの生態系が出来上がっているのだった。

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出演者が少ないということでゼロ・グラビティを見た時と同じような不安がありましたけどいい意味で期待を裏切られましたね。

想像していたよりもずっとおもしろかったです。

やっぱりジェニファー・ローレンスの存在感がすごかったですね。

クリス・プラットを見たのはジュラシック・ワールドとガーディアン・オブ・ギャラクシー以来でしたけどいい味出していたと思います。

宇宙空間なのに涙が普通にほほを伝って流れたりとやや詰めが甘い部分がありましたけど、総合的に評価するとおもしろかったと思います。

ただアメリカの批評サイトなどでは評価が低いようですね。

まあそういうのは置いといて、孤独な心情を描き出す中におしり丸出しなど笑える部分も多数含まれているので楽しめると思いますよ。

興味のある方は是非ご覧になってみてください。

以上がパッセンジャーの感想とレビューでした。