海外ドラマ「GRIMM Season6」第六話『ベッドで朝食を/BREAKFAST IN BED』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season6 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン/イヴ → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ダンという男が安ホテルの部屋に戻り、びくびくしながらドアに厳重に鍵をかけ、侵入者がいないのを確かめ窓枠を鎖で留めて寝る。就寝中にヴェッセンが現れてダンに緑色の息を吹きかけ、覆い被さる。朝になってまた侵入されたと取り乱したダンは、外へ飛び出し、声をかけてきたボランティアを“奴”だと思い殴り殺す。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
"Sleep is good, death is better; but of course, the best thing would be to have never been born at all."
『眠りはよし 死はなおよし もちろん最良はこの世に生まれぬこと』
モチーフとなっているのは『Morphine』
GRIMM/グリム Season6動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason6の第六話『ベッドで朝食を/BREAKFAST IN BED』のネタばれになりますので注意してください。
イングルウッド・ホテルに泊まっているダンは夜中になると部屋のすべての扉や窓を封鎖し、何かにおびえるように眠りについていた。
そして彼の不安は的中し、だれも出入りできないはずなのに部屋に化物が侵入しており眠りを奪われるのだった。
翌朝、ダンは部屋を飛び出しあたりをさまよっていた。
そこにボランティアをしている親切な男が話しかけてきたのだが、精神的に不安定になっているダンはその男を殴り殺してしまった。
ニックの家にはアダリンドがダイアナを連れてやってきていた。
ダイアナはトンネルの中にイヴがいることを見抜いており、壁に書かれた絵にも気がついていた。
イヴは激しく衰弱していたためとりあえずニックの家で保護することに。
ニックは壁に書いてあった絵を写真に撮り詳しく分析することに。
翌日、事件の知らせを聞いたニックとハンクはすぐに現場へと向かった。
話を聞くとダンという男が怪しいことがわかり、ホテルへ踏み込んでいった。
ダンは何かにひどくおびえている様子だったがなんとか確保することができた。
この時、ニックは廊下にたたずんでいる一人の老人が気になった。
ニックとハンクは警察署でダンから話を聞くことに。
ダンは化物がどこからともなくやってきて睡眠を奪っていくのだと話す。
ニックたちはホテルのオーナーにも電話で話を聞いたのだがわれ関せずという感じだった。
ヴェッセンの仕業であると考えたニックたちはスパイスショップへといき調べることに。
特徴を聞いたモンローたちには心当たりがあるようで、“アルプ”というヴェッセンのことを教えてくれた。
アルプは睡眠を栄養源としているヴェッセンで、深い眠りについたときに発生するメラトニンを摂取しているのだと話す。
モンローのおばさんもアルプに襲われて精神をやられてしまったのだという。
ニックたちはホテルがアルプの狩場になっていると確信し、過去にさかのぼって同じような事件が起きていないかを調べてみた。
すると60年ぐらい前から同じことが起こっていることがわかる。
そのころ、アルプは別の標的に狙いを定め眠りを奪っていた。
襲われた女性は混乱し階段から足を踏み外して転落し死亡してしまった。
連絡を聞いて駆け付けたニックたちが部屋を調べるとダンの部屋以外にもくぎを打っていたような跡が見つかる。
ただヴェッセンの仕業で眠りを奪うため現行犯を抑えるしか逮捕する術はない。
そこでニックたちはおとり捜査をすることを考える。
白羽の矢が立ったのは当然モンローである。
モンローはメラトニンを摂取して襲われやすい状態になると部屋に監視カメラを設置して眠りについた。
すると監視カメラが突然動いたためニックたちは急いで部屋に向かった。
部屋に踏み込むとモンローはアルプの息で動けなくなっていたがまだ襲われてはいなかった。
ニックたちは本棚の裏に隠し通路があるのを発見しすぐに犯人の後を追った。
するとそこにはホテルの管理人の姿があったのだが、その正体はアルプではなくフントイェーガーだった。
管理人はニックに襲い掛かってきたため迷わず首をへし折った。
肝心のアルプがいないため別の通路があると考え、また本棚の裏に通路があった。
その先にいたのは何と電話で話したホテルのオーナーだったのである。
オーナーは何の証拠もないため自分を逮捕することはできないと開き直るが、ニックは今すぐホテルを手放してポートランドから出ていくかグリムに処刑されるかを選べと迫る。
オーナーは明日にでも不動産の整理を始めると答えたが、隙を見てニックに襲い掛かってくる。
だがあっけなく返り討ちにあり命を落とすのだった。
事件は一件落着したのだが、ニックが気になっていた老人がヴォーガし不敵な笑みを浮かべるのだった。
一方、スパイスショップではロザリーとイヴが絵の解読を進めていた。
調査の結果、絵は星座を表していることがわかる。
イヴはこれがある時間を表しているのではないかと考え、それを聞いたロザリーは惑星の配列から時間がわかるプログラムを使って一致する日がないかを調べてみた。
いくら過去の配列を調べても一致するものはなかったのだが、時間を未来にすすめるとなんと一致する配列が見つかったのだった。
そのころ、レナードは相変わらずマイズナーの幻覚に悩んでいた。
すると突然見知らぬ男がやってきて計画を進めろといわれる。
その男はブラッククロウの上の人間だった。
レナードはもうブラッククロウに従うのはうんざりだといい男を追い返した。
その後レナードが家に帰ろうとするとマイズナーの幻覚が駐車場に刺客が2人いると教えてくれる。
マイズナーのことを敵だと思っていたレナードは驚きを隠せなかったがマイズナーの言うことを信じることに。
そして警告を聞いたおかげで刺客を倒すことに成功した。
マイズナーは今回は正しい選択をしたなといい姿を消すのだった。
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最後にヴォーガした魚の老人がかなり気になりますね。
ファイナルシーズンだというのにここにきてミステリー色が強くなってきましたね。
今回は久しぶりにモンローにも捜査に協力してもらったのですが、例によってかなり面白い展開になっていたと思います。
シリアスな中にも笑える部分があるのがグリムのいいところですよね。
イヴとロザリーは模様が未来の日付を示していることに行き着いたので、その日に何が起こるのか非常に気になります。
3月って言ってましたけどそもそも今って何月何ですかね?
レナードは除霊できたのかと思いきや相変わらずマイズナーが出てきていましたね。
ただ今回は助けてくれましたし、最後はなんかいい感じになっていたのでもしかしてこれでお別れ何ですかね?
先の展開がいろいろ気になりますね。
以上がSeason6の第六話『ベッドで朝食を/BREAKFAST IN BED』のあらすじと感想のレビューでした。