3つ星 アクション

映画エクソダス:神と王のあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「エクソダス:神と王」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

エクソダス:神と王の評価・・・3つ星

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原 題: Exodus: Gods and Kings
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出  演: クリスチャン・ベール ジョエル・エドガートン ジョン・タトゥーロ
    : アーロン・ポール ベン・メンデルソーン マリア・バルベルデ
    : シガニー・ウィーバー ベン・キングズレー ヒアム・アッバス
    : ユエン・ブレムナー インディラ・ヴァルマ ゴルシフテ・ファラハニ
監  督: デヴィッド・O・ラッセル
製  作: チャールズ・ローヴェン ミーガン・エリソン リチャード・サックル
脚 本: エリック・ウォーレン・シンガー デヴィッド・O・ラッセル

あらすじ

「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が旧約聖書の“出エジプト記”を題材に描く歴史スペクタクル・アクション。奴隷となっていた40万人のヘブライ人を解放するために、たった一人でエジプト国王に立ち向かった伝説の英雄モーゼの運命を壮大なスケールで描き出す。主演はクリスチャン・ベイルとジョエル・エドガートン。王女に拾われ、国王の息子ラムセスと兄弟同然に育てられたモーゼ。成長した彼は、国王セティの信頼も厚く、民からも慕われる存在に。ところがセティの死後、王位に就いたラムセスは、モーゼの出自が奴隷であるヘブライ人と知るや、彼を追放する。過酷な放浪の末に結婚し息子も授かったモーゼ。9年後、彼は神の啓示を受け、虐げられているヘブライの民を解放すべくエジプトへと戻るのだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

予告を見て非常に気になっていた作品です。

率直な感想は思っていたよりは・・・という感じでした。

ちょっと期待しすぎてしまいましたかね。

自分は予備知識なしで見たんですけど、十戒とか知っている人ならかなり話がわかりやすいと思いますよ。

出演者にはアメリカン・ハッスルなどに出演しているクリスチャン・ベール、華麗なるギャツビーなどに出演しているジョエル・エドガートン、トランスフォーマーシリーズなどに出演しているジョン・タトゥーロ、ニード・フォー・スピードなどに出演しているアーロン・ポール、ダークナイトライジングなどに出演しているベン・メンデルソーン、汚れなき情事などに出演しているマリア・バルベルデ、エイリアンシリーズなどに出演しているシガニー・ウィーバー、エンダーのゲームなどに出演しているベン・キングズレー、扉をたたく人などに出演しているヒアム・アッバス、ジャックと天空の巨人などに出演しているユエン・ブレムナー、記憶探偵と鍵のかかった少女などに出演しているインディラ・ヴァルマ、ワールド・オブ・ライズなどに出演しているゴルシフテ・ファラハニらが起用されていました。

わかる人はわかると思いますがかなりの豪華俳優陣です。

アーロン・ポールが結構なわき役だったのには驚きました(笑)

エクソダス:神と王予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容は旧約聖書のモーゼの部分を描いたものでチャールトン・ヘストン主演の映画『十戒』のリメイク的なものになります。

400年間、ヘブライ人はエジプト王国の奴隷として虐げられていた。

エジプト王国は国王であるセティ(ジョン・タトゥーロ)が国を統治し、息子のラムセス(ジョエル・エドガートン)と王女の息子モーゼ(クリスチャン・ベール)の2人が将軍として軍を率いていた。

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セティはラムセスとモーゼを同じように愛し、二人協力して国を守っていくように願っていた。

その証として2人にはお互いの名前が入った剣を渡した。

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ある時、巫女(インディラ・ヴァルマ)により「一方がもう一人の助け、やがては指導者となる」という予言が与えられる。

しかしモーゼやラムセスはそのような話信じていなかった。

そんな中で国境近くに敵が現れたとの知らせが入る。

ラムセスとモーゼはすぐに兵を率いて討伐に向かった。

だが予想より敵の数が多くラムセスの作戦はうまく機能しなかった。

だけではなくラムセスは敵に殺されそうになってしまうのである。

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それを見ていたモーゼは当然ラムセスを助けるが、巫女の予言のこともあり気まずい空気になってしまう。

王宮に戻ったモーゼはそのことを国王に見透かされていた。

ラムセスを助けたことにより国王のモーゼへの信頼はより厚いものとなっていたが、ラムセスはそれが面白くなかった。

また敵に破れたラムセスに国王は罰の意味もあったのだろうか、辺境の地ピトムで奴隷が不穏な動きを見せているとして視察へ向かうように指示する。

それを横で聞いていたモーゼは代わりに自分が行くと言い一人ピトムへと向かった。

ピトムではヘゲップ総督(ベン・メンデルソーン)が多くのヘブライ人を奴隷として使い、王宮を立てて贅沢の限りを尽くしていた。

モーゼはヘゲップ総督に王のような振る舞いをやめるよう指示すると、後は直接ヘブライ人に話を聞くことに。

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モーゼはヘブライ人の老人たちを集めて本当に不穏な動きをしているのかを探り出そうとした。

だがヘブライ人たちはモーゼに一切情報を与えなかった。

だが老人の一人であるヌン(ベン・キングズレー)がモーゼの名前を知ると、二人で話したいと持ちかけてきた。

夜中、モーゼは帰る前にヌンの家を訪れた。

そしてそこで衝撃の事実を知らされることとなる。

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それはモーゼがヘブライ人であり、ヘブライ人に伝わる予言にある救世主であるということだった。

かつてヘブライ人の大量虐殺が行われた際、モーゼの姉ミリアム(タラ・フィッツジェラルド)は赤子だったモーゼを抱えて難を逃れ、川に流れ着いたところをエジプト王国の王女であるビティア(ヒアム・アッバス)に拾われたのである。

ビティアはモーゼを自分の息子として育てることとし、一緒にいたミリアムは子守として雇うことにしたのである。

にわかには信じられないモーゼだったが、ヌンが嘘をついているようにも思えなかった。

動揺する中、モーゼが部屋を後にすると外に2人の衛兵がいた。

衛兵は当然モーゼのことをヘブライ人の奴隷だと思っているので殺そうと襲い掛かってくるが、モーゼはあっけなく2人を返り討ちにした。

その様子とヌンとの会話はヘゲップ総督の部下にしっかりと見られていた。

モーゼが王宮に戻ると王は病に伏せっていた。

そして数日後、王は死にラムセスが王位を継ぐこととなる。

モーゼはラムセスの最高顧問となりラムセスに協力していた。

そんな時、ピトムからヘゲップ総督がやってくる。

ラムセスはモーゼも含めて人払いをするとヘゲップ総督から信じられない話を聞かされることとなる。

それはモーゼがヘブライ人であるということだった。

ラムセスはモーゼを呼び出し真相を確かめたが、モーゼはそんな話は作り話だとして聞き流した。

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だがラムセスにはどうにも引っかかることがあった。

それは先の巫女の予言だった。

ラムセスは真相を確かめるためビティアとミリアムを呼びだした。

ラムセスは本当のことを言わなければ腕を切り落とすとミリアムを脅したが、ミリアムは真実を話さなかった。

ラムセスの刃が振り下ろされたその時、モーゼは自分の刀でモーゼの刀を止めその話は事実だと語った。

ラムセスは兄妹同然に育ったモーゼに加えてビティア、ミリアムを国外追放に処した。

国を負われたモーゼは一人東へと歩を進めた。

途中王宮から放たれた刺客に襲われながらもなんとか生きながらえたモーゼはある村へとたどり着く。

そしてその村のツィポラ(マリア・バルベルデ)という女性と結婚し子供までできた。

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9年後、モーゼは大きくなった息子とツィポラと共に幸せに暮らしてた。

その村には古くからの伝承で神が住まう山として登ってはいけないとされる場所があった。

モーゼには信仰心などなかったため、興味本位でその山に登ってしまう。

だがその山で嵐に襲われ土砂崩れに巻き込まれてしまう。

死んだと思った時、モーゼの目には不思議な光景が映し出されていた。

それは青々と燃える木々と一人の少年である。

モーゼは直感的にその少年は神の使いだとわかった。

その少年はモーゼに将軍として戦えと命じた。

そのまま気を失ったモーゼが目を覚ますと目の前にはツィポラがいた。

モーゼは山で見たことをツィポラに話すが信じてもらえなかった。

神の言葉を受けながらもそれを真に受けていなかったモーゼだったが、その少年はたびたびモーゼの前に姿を現すようになる。

そしてついにモーゼはその少年の言うとおりエジプトへ戻ることを決意する。

ツィポラの反対を振り切り、モーゼは一人エジプトへと戻って行った。

モーゼはまずラムセスに会いに行った。

9年前よりヘブライ人の扱いがひどくなっており、彼らに自由と権利を与えるよう警告するためだった。

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だがラムセスはモーゼの忠告を聞こうとはしなかった。

次にモーゼはヌンのもとを訪れ、予言の通り戦う覚悟で戻ってきたと話した。

モーゼは反乱をおこすための準備を着々と進め出した。

だがこれにただ黙っているラムセスではなかった。

ラムセスはヘブライ人の家をくまなく探し、モーゼを捕らえようとした。

それでもモーゼは見つからなかったため、モーゼが見つかるまでラムセスは毎日人家族殺していくと言い、3人の親子を公開処刑した。

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モーゼは限られた時間の中で兵を鍛え始めた。

そして兵が強くなるとモーゼは武力をもってラムセスを脅した。

だがラムセスはそんなやり方には屈しなかった。

そんな中、再びモーゼの前に神が現れる。

神はモーゼにお前のやり方は生ぬるいと言い、ただ見ていろと言い放った。

あくる日、エジプト王国の川でワニが突然共食いを始め、川が真っ赤に染まってしまう。

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当然川にいた魚は全滅した。

ただこれは悲劇の始まりに過ぎなかった。

川に魚がいなくなるとそこに住んでいたカエルが陸に食料を求めて上がってきたのである。

国はカエルであふれかえってしまうが、数日後にそのカエルも全滅してしまう。

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するとそのカエルにウジがわきアブがたかるようになった。

国はどこもアブだらけになり、それがようやくおさまってきたころ病が流行り出した。

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家畜は次々と死んでいき、その症状は人にも現れるようになる。

エジプト王国は食糧不足に陥り、謎の病気もはやってしまい浮足立っていた。

だが悲劇はまだ終わらない。

今度はイナゴの大群がエジプトに飛来したのである。

わずかに残っていた農作物は全てイナゴに食べられ、ついにエジプトでは食料を持ちめて暴動が起き始めていた。

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最初はその様子を黙ってみていたモーゼだったが、あまりの残酷さに神の所業についていけなくなっていた。

モーゼは神にもうやめろと話したが、神はこれから起こる悲劇をモーゼにだけは教えた。

それを聞いたモーゼあまりの残酷さに凍りついた。

モーゼはラムセスに警告するため一人王宮へと足を運んだ。

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ヘブライ人に自由を約束すればこれ以上の悲劇は起こらないと警告したが、ラムセスは聞き入れなかった。

村に戻ったモーゼは村人に子羊の血を家の柱に塗りつけるよう指示した。

これでこれから怒る最悪の事態を回避できるというのである。

その夜、エジプトに不気味な暗闇が迫ってきた。

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そしてエジプトに住んでいる子供だけ次々と命を落としていったのである。

ヘブライ人はモーゼの助言によりこの事態を回避できていた。

我が子を失ったラムセスはモーゼらヘブライ人に国から出ていくよう命じた。

こうしてヘブライ人はようやく自由を手に入れたのである。

モーゼはヘブライ人を神との約束の地カナンまで連れて行くことに。

大勢のヘブライ人を引き連れて移動を始めたモーゼ。

数日後、冷静さを取り戻したラムセスは自ら出陣し、モーゼらの後を追った。

途中分かれ道にあい、モーゼは狭く馬車も通れない山道を選択する。

ようやく山道を抜けると、そこには海岸線が広がっていた。

モーゼの計画ではその海は渡れるほど浅いもので、歩いて渡る計画だったがどう見てもそんなことは不可能な海だった。

一行はそこで足止めをされることになってしまう。

モーゼの後を追うラムセスはすぐそこまで迫っていた。

途方に暮れる中、モーゼはその夜夢を見た。

それは海に向かって落ちる流れ星の夢だった。

それは神のお告げだったのだろうか、モーゼが目覚めると目の前の水は引き、海が陸地になっていたのである。

モーゼは一か八か皆にそこを渡ることを告げた。

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一行が海を渡っている時、ついにラムセスの軍隊がモーゼたちに追いついた。

勢い良く迫ってくる軍隊だったが、ここで引いていた水が津波となってモーゼたちの元へ押し寄せてきた。

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それを見た軍隊はあわてて引き返し、残ったのはラムセス一人だった。

モーゼは仲間にすぐに向こう岸へ上がるよう指示し、自分はラムセスとの最後の決着をつけることに。

2人が刃を交えると津波は容赦なく2人に襲い掛かった。

波にのまれた二人だったが、運よく2人は生きながらえた。

生き残ったモーゼはカナンを目指し再び歩を進めた。

そしてその後モーゼは妻と子供がいる村へと帰り再び神と対話していた。

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モーゼは神の示す十戒を手に村に戻り、そこで幸せに暮らすのであった。

・・・という感じです。

途中時間がいきなり飛ぶところもあって、十戒的な要素はなくもなかったですけど、評価的にはいまいちな感じでしたね。

正直途中からは退屈な流れでした。

もう少しスペクタクルアクション的な要素があってもいいと思いましたけどね。

時間がよっぽど余っているなら見てもいいのではないでしょうか。

あまりおすすめはしませんけどね。

以上がエクソダス:神と王の感想とレビューでした。

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