海外ドラマ「Sleepy Hollow/スリーピー・ホロウ Season2」第三話『Root of All Evil/裏切りの銀貨』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
イカボッド・クレーン → トム・マイソン
アビー・ミルズ → ニコール・ベハーリー
ジェニー・ミルズ → リンディ・グリーンウッド
カトリーナ・クレーン → カティア・ウィンター
アンディ・ブルックス → ジョン・チョー
フランク・アーヴィング警部 → オーランド・ジョーンズ
ヘンリーは魔力のある銀貨を使い、人々の心の悪を引き出し、裏切り者に変えていく。ジェニーの知人ホーリーと、ヘンリーの計画を阻止しようとするイカボッドとアビー。だが銀貨はジェニーの手に渡ってしまう。母親を精神科病院送りにしたのがレイエス保安官だと知ったジェニーは、銀貨の影響でレイエスの殺害を試みる。イカボッドは精神科病院にいるアーヴィングに、彼の弁護士となったヘンリーの正体を教え信用するなと忠告する。
Sleepy Hollow/スリーピー・ホロウ Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第三話『Root of All Evil/裏切りの銀貨』のネタばれになりますので注意してください。
ヘンリーはスリーピー・ホロウの模型を作り何やら悪だくみをしていた。
アビーとイカボッドはアーヴィングから話しを聞くために精神病院へ面会にやってくる。
だが面会は禁止されているといわれ、弁護士のヘンリー・パリッシュがそのような指示を出したと聞かされる。
ヘンリーが何を考えているのかを探るため2人はヘンリーが乗ったタクシー会社を教えてもらい足取りを追跡することに。
すると銀行までいっていたことがわかり、2人が到着したところで中からヘンリーが出てきた。
ヘンリーの目的が分かるまで彼を泳がせることにした2人だったが、突然銀行の中から銃声が聞こえてくる。
アビーは応援を要請して中に入ると以前対応してもらった銀行員が銃を持って強盗をしていたのである。
アビーは必死に説得しようとするが聞き入れてもらえず、後から来たレイエスによって銀行員は射殺されてしまった。
彼女の掌からは一枚の銀貨がこぼれおちるのだった。
保管庫に戻った2人は防犯カメラの映像からヘンリーに不審な点がなかったかをチェックする。
ヘンリーはただ硬貨を両替していただけだったのだが、1枚の銀貨を手にした女性銀行員はそこから様子が一変してしまう。
これを見たイカボッドはその銀貨に身に覚えがあるという。
ベネディクト・アーノルド将軍は裏切りの将軍として悪名高くアビーでもその名前を知っているほどだったが、彼がおかしくなったのはある銀貨に触れた直後からだったという。
2人は銀貨について詳しい人物を探すことにしたのだが、ジェニーがニック・ホーリーという男に聞いてみるといいとアドバイスをくれる。
この時ジェニーはアビーのアカウントを使って警察の情報にログインしており、レイエスがアビーらの母親を精神病院に送った張本人であることが分かる。
ジェニーは憤慨するがアビーは彼女はただ仕事をしただけと擁護すると信じられないという表情をしてジェニーはでていってしまう。
取りあえず銀貨のことを調べるためホーリーに接触した2人だったが、ホーリーは情報を教えるかは金次第だと持ちかけてくる。
彼の軽薄そうな様子を見たイカボッドは金にしか興味のない盗賊だと揶揄する。
2人があきらめようとした時、ホーリーはその銀貨はきっと「ティルスのシェケル(硬貨)」だと教えてくれた。
それを聞いたイカボッドはベネディクト将軍が裏切った際に手に取った銀貨がまさしくそれで、ユダがイエスを裏切った報酬の30枚の銀貨だったという。
ホーリーは協力する代わりに分け前をはずむように2人に求めた。
その時はなれたところで大きな爆発が起こる。
この爆発もヘンリーが持ちこんだ銀貨による裏切りによって発生したものだった。
その後犯人は逮捕されており、所持品の中に25セント銀貨があることが分かる。
ティルスのシェケルは25セント銀貨と同じ大きさでデザインもよく似ていたのである。
証拠品を回収するために2人は急いで警察署へ向かったが、アビーはレイエスから呼び出されてしまう。
レイエスはアビーが自分の情報にアクセスしたことに気が付いておりどういうつもりなのかと説明を求めたが、アビーは母親を精神病院に送ったのはあなただったと言葉を荒げる。
レイエスはただ仕事をしただけで彼女には立ち直ってほしかったが残念な結果になってしまったという。
この時イカボッドは弁護士として警察署へ来ていたヘンリーと遭遇する。
イカボッドはこれまでのことはお互い許し合い手を取り合おうと説得するが聞く耳を持たない。
その後アビーは証拠品を調べるがすでにヘンリーによってティルスのシェケルはすり替えられた後だった。
そのころ、カトリーナはエイブラハムを取り込むための策を巡らしていたのだが、ヘンリーに警告されたエイブラハムはカトリーナに冷たい対応をする。
エイブラハムはあの男に関わるのはやめろと警告するが、カトリーナはヘンリーが自分が生まれた場所をアジトとして選んだ理由は家族の絆を求めているからだと話す。
一方、釈放されたジェニーは奉仕活動を行っていたのだが、そこにヘンリーがやってきてジェニーにティルスのシェケルを落としていく。
ジェニーはその銀貨を手にしてしまいあることを画策してしまう。
イカボッド達は再びホーリーと話しをしたのだが、少し前にジェニーがやってきて銃を持っていったと話す。
アビーはヘンリーがコインを渡したのだと推測し、自分がレイエスを擁護したことで自分を殺しに来るつもりなのかもしれないと考える。
すぐにコインを回収する必要があるが、ホーリーは仮に回収できても次は自分が裏切り者になるだけだと指摘される。
ホーリーはコインの魔力を抑える方法を知っているといい、イカボッドと一緒にそれを実行するための材料を集めることに。
ジェニーは警察署へ戻り妹の車がどこにあるのかを調べてもらった。
するとスターリングフォレストに向かっていることがわかり、そこはレイエスが接待狩猟に出掛けた場所でもあった。
アビーはジェニーがレイエスを殺そうとしているとわかり急いでスターリングフォレストに向かう。
一方、イカボッドとホーリーは教会へとやってきており、ホーリーは銀貨の魔力を抑えるためには神聖なガラスが必要だと教える。
つまりステンドグラスをわって持ち帰ろうとしていたのだが、イカボッドはステンドグラスで魔力が抑えられる理由を銀貨がつくられた場所ではステンドグラスが盛んだったからだと話す。
イカボッドは神父に懺悔がしたいといって気を引くとホーリーがそのすきにステンドグラスをわって持ち帰った。
アビーと合流した2人は急いでスターリングフォレストにいきレイエス達を見つける。
当たりを調べるとジェニーがライフルを持ってレイエスを狙っていた。
3人は連携してジェニーに近づき、アビーが必死にジェニーを説得する。
イカボッドは一瞬のすきをついてジェニーを取り押さえ銀貨もこぼれおちた。
だがその銀貨を見たアビーが今度は取り込まれそうになってしまう。
イカボッドはとっさに銀貨をけり上げ、その先にはステンドグラスを持ったホーリーが待ち構えていた。
銀貨は無事に回収でき犠牲者も出なかったのだが、そのままホーリーは姿を消してしまった。
その後イカボッドは一人で精神病院へと足を運びアーヴィングとは違う患者へ面会を申し込む。
これはアーヴィングと会うための作戦であり、通りかかあったアーヴィングがイカボッドに気が付く。
イカボッドは弁護士のヘンリーは第2の騎士、つまり戦争の騎士であり自分の息子なのだと話した。
ヘンリーのことは信用してはいけないと警告しアーヴィングもその言葉を信じることに。
アビーは再びレイエスに呼び出されており、母親が入院した際の資料を極秘で渡してもらった。
そこには母親の証言などが記載されており、悪魔に苦しめられていたことが分かる。
母親もアビーらと同じようにモロクの犠牲者だったのである。
イカボッドとアビーは銀貨を奪ったホーリーと再会し、ホーリーは対価としてIDのないイカボッドに偽造IDを作ってくれるのだった。
一方、ヘンリーは自分が生まれたベッドの残骸を目にし過去を思い出し、そのベッドを燃やすのだった。
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身分証明に苦しめられていたイカボッドは偽造とは言えIDを作ってもらえてよかったですね。
銀貨で裏切るみたいなやつはグリムでもありましたね。
もしかしてけっこうメジャーな話なんですかね?
アビー達はだんだん母親の真相に近づいていますね。
まさか母親もモロクに関係していたとは。
レイエスはその時から悪魔が身近にいるのにかたくなに否定し続けているんですね。
アーヴィングはあっさりとヘンリーの正体を教えてもらえましたがもうサインしちゃってますからヘンリーの手先になりそうですね。
あの模型が何なのか非常に気になります。
以上がSeason2の第三話『Root of All Evil/裏切りの銀貨』のあらすじと感想のレビューでした。