4つ星 アクション

映画ワンダーウーマンのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「ワンダーウーマン」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

ワンダーウーマンの評価・・・4つ星

原 題: Wonder Woman
製作年: 2017年
製作国: アメリカ
出演者: ガル・ガドット クリス・パイン ロビン・ライト・ペン ダニー・ヒューストン
    : デヴィッド・シューリス コニー・ニールセン エレナ・アナヤ ユエン・ブレムナー
    : サイード・タグマウイ ユージーン・ブレイヴ・ロック
監 督: パティ・ジェンキンス
製 作: チャールズ・ローヴェン デボラ・スナイダー ザック・スナイダー リチャード・サックル
脚 本: アラン・ハインバーグ

あらすじ

映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で初登場したワンダーウーマンの第一次世界大戦中の活躍を描く。女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女ダイアナは、幼い頃から戦士になることを夢見ていた。母親であるヒッポリタ女王はダイアナの身を案じ、戦い方を学ぶことを禁止していたが、ヒッポリタの妹で史上最強の将軍と呼ばれたアンティオペの説得もあり、誰よりも過酷な修行を繰り返し、アンティオペに勝るとも劣らない強さを得る。(Wikipediaより引用)

 

感想/レビュー

『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズはマン・オブ・スティールから欠かさず見ており、前作のバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生を見てからこの作品も非常に楽しみにしていました。

作品を見ての感想は思っていた通り非常に楽しめました。

なによりワンダーウーマンにガル・ガドットを起用しているのが最高にマッチしていると思います。

ワイルドスピードで見た時はアクションができるとは思っていませんでしたが、こういう一面もあったんですね。

今作の監督が女性ということもあり女性目線で作られた作品なので、そういった意味でも一味違った感じで楽しめましたね。

今後ジャスティスリーグ関連の作品には欠かさず出てくると思うので期待したいですね。

出演者にはワイルドスピードシリーズなどに出演しているガル・ガドット、スタートレックシリーズなどに出演しているクリス・パイン、ブレードランナー2049などに出演しているロビン・ライト・ペン、ウルヴァリン: X-MEN ZEROなどに出演しているダニー・ヒューストン、ハリーポッターシリーズなどに出演しているデヴィッド・シューリス、グラディエーターなどに出演しているコニー・ニールセン、ヴァン・ヘルシングなどに出演しているエレナ・アナヤ、スノーピアサーなどに出演しているユエン・ブレムナー、G.I.ジョーなどに出演しているサイード・タグマウイらが起用されていました。

ガル・ガドットに加えてクリス・パインが出演しているなんてスゴイ豪華でしたね。

ワンダーウーマン予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

ルーブル美術館で働くダイアナ(ガル・ガドット)のもとにバットマンことブルース・ウェインから写真が届けられる。

その写真とは第1次世界大戦の時に取られた自分とその仲間たちだった。

その写真を見たダイアナはかつて自分は世界を救うために戦っていたことを思い出す。

女性しか住んでいないセミスキラ島で育ったアマゾン族の王女ダイアナは幼いころからおてんばで、兵士の訓練を覗き見しては真似をしていた。

母親であるヒッポリタ女王(コニー・ニールセン)はダイアナの身を案じて訓練に参加させることはなく、代わりにアマゾン族の逸話を話してあげた。

その話によるとオリンポスの山々に住む神の長となったゼウスは自分によく似た人間という種を作り、人間たちは協力して生活していた。

だがゼウスの息子である戦の神アレスは人間に嫉妬し、人間たちに猜疑心や罪悪感などを植え付け争うように仕向けた。

神々はアレスを止めようとするが返り討ちにあい、ついに天上にはゼウスしか残っていない。

ゼウスはアマゾン族を作りだし人間たちの争いをやめさせ、自分は最後の力を振り絞りアレスを討ちとることに成功した。

この時ゼウスはアマゾン族のために結界で守られたセミスキラ島を作り、アレスが復活した時に備えてそこにアマゾン族を住まわせたのだった。

そして現在、ヒッポリタ女王が粘土で形作った人形にゼウスが命を吹き込みダイアナが誕生したのである。

日々成長していくダイアナは女王の妹であり将軍でもあるアンティオペに秘密裏に訓練してもらうが、それがヒッポリタにばれてしまう。

最初は訓練をやめさせようとしていたヒッポリタだったがアンティオペはアレスが復活しようとしているのを感じるだろうと言い訓練を納得させた。

ヒッポリタは通常の5倍も10倍も苦しい訓練をダイアナにかし、やがてダイアナは島で最も強い戦士となる。

だがダイアナが特別な力を発揮し周りから恐れられる存在となる。

一人思い悩むダイアナだったが、ここで結界を抜けて1機の飛行機が海に墜落した。

ダイアナは迷うことなくパイロットのスティーブ・トレバー(クリス・パイン)を助け出すが、そこへ彼を追ってドイツ軍がやってきてしまう。

島は瞬く間に戦場となり矢や弓で戦うアマゾン族は銃の前に多くの命を失ってしまう。

戦には勝ったもののダイアナをかばってアンティオペも命を落としてしまった。

女王はスティーブも殺そうとするがダイアナがかばったため殺すのを保留とし、真実の投げ縄をを使ってなにが目的がやってきたのかを聞き出すことに。

それによるとスティーブはイギリスのスパイでありドイツ軍に潜入した際にドクター・ポイズンことマル博士の手帳を盗み出しそれをイギリスに持ち帰る際に襲撃に合ったのだという。

先の戦いでもスティーブは協力してくれたため彼を丁重にもてなすことに。

ダイアナは女王に自分はスティーブと共に言って戦争を止めると言いだすが許可が下りない。

アマゾン族の間では戦争が起こるのはアレスが人間を惑わしているからであり、アレスを殺せばすべての人間が善人に戻ると信じられていた。

風呂に入っていたスティーブの元へダイアナがやってきていろいろ質問される。

その中でスティーブが持っていた時計は父親の形見であることを知らされる。

またスティーブはやらずに後悔するかやって後悔するかなら自分は絶対にやってから後悔するとダイアナにアドバイスする。

それを聞いたダイアナは女王の意見を無視して真実の投げ縄と戦士の中で最も強いものが持てるというゴッドキラー、更に鎧を身にまとうと皆に内緒でスティーブと一緒に戦争を止めに行こうとする。

女王はそんなダイアナの行動を予想しており船出に駆け付けもう二度と戻ってこれないと警告し温かくダイアナを見送った。

この時女王はアンティオペのかぶとをダイアナに渡すのだった。

ダイアナは必ず戦争を裏で操っているアレスを倒してくると誓うが、女王は人間はあなたに値しないと言い残すのだった。

その後スティーブとダイアナは船でイギリスへと向かうが、島を始めてでたダイアナは一般世界の常識がなく浮いた存在になってしまう。

スティーブはその都度ダイアナに常識を教え込んだ。

スティーブは自分の秘書のエッタ・キャンディ(ルーシー・デイヴィス)に協力してもらってダイアナの服を選ぶとドクターポイズンのメモを渡すために上官の元へ向かった。

ダイアナは今すぐにでも戦争を止めに行きたいと思っていたがスティーブは順序があるといいダイアナを納得させる。

2人が上官の元へ向かう途中ドイツのスパイに襲われるが、ダイアナが隠していた武器で敵をぼこぼこにしてしまう。

その後上官のもといったスティーブだったがダイアナが一緒に部屋に入ったことで全く話を聞いてもらえなかった。

部屋から出て上官を待っているとすでにドイツとは和平交渉が進んでいると言われてしまう。

スティーブはドイツが秘密兵器を作っていることの大きな証拠になるドクターポイズンのメモは非常に重要だと主張するが、そこへモーガン卿(デヴィッド・シューリス)がきてそのメモは非常に興味深いと喰いついてくる。

取りあえずメモの中身を精査することになり、複数の言語で書かれていたメモだったが200カ国語以上を操るダイアナは難なく内容を解読する。

それによりドイツ軍は新たな毒ガス兵器を作っていることが分かり、それを前線で使おうとしていることが分かるが、上官はそこへスティーブが行くことを許可してくれない。

そこでスティーブはあきらめたふりをして自分に協力してくれる仲間を集め出す。

スティーブは諜報活動に秀でたサミーア(サイード・タグマウイ)、狙撃手のチャーリー(ユエン・ブレムナー)、ネイティブ・アメリカンの酋長(ユージーン・ブレイブ・ロック)に協力してもらうことに。

また任務達成のためモーガン卿が密かに支援してくれることになった。

このメンバーにダイアナを加えた5人は前線を目指す。

ダイナアハこの戦争を止めるカギはアレスを倒すことであり、ドイツ軍を仕切っているルーデンドルフ総監(ダニー・ヒューストン)こそがアレスなのではないかと考えるようになる。

それを聞かされたスティーブは肯定も否定もしなかった。

5人は毒ガスの製造を止めるために前線へとおもむき、そこでダイアナは戦争の現実を目の当たりにする。

ダイアナはそこで傷ついた一般市民を目の当たりにし、ドイツ軍に占拠されている街を救うために単独で敵陣に突入してしまう。

ダイアナは手甲と盾を使って銃弾や機関銃をよけながらドイツ兵に近づいていき、スティーブたちも敵の目がダイアナに集中している隙に敵地へ乗り込んでいく。

これにより1年以上動きのなかった戦線を押し上げることに成功する。

街にたどり着いたダイアナは単独で拠点をつぶしていき、ついに街を奪還することに成功した。

その町で一夜を過ごしたダイアナたちは住民たちから手厚く歓迎され、5人そろった写真も撮られる。

またスティーブとダイアナの関係は深まっていき、2人は熱いキスを交わすのだった。

翌朝、スティーブは現在地をモーガン卿にしらせ、ルーデンドルフ総監の居場所を聞き出すが、そこでは和平交渉に向けた晩餐会が開かれるため手を出さないように言われてしまう。

だがスティーブはそれを無視してダイアナたちと共に晩餐会のある城へ向かうことに。

一方、ドクターポイズンは新たな毒ガスの製作に行き詰っていたが新型の身体強化ガスを開発しそれをルーデンドルフに献上していた。

更にここでドクターポイズンが新たな毒ガスの着想を得てしまいガスマスクも意味をなさない新型の毒ガス兵器を完成させてしまう。

戦争を続けたいルーデンドルフは味方が和平交渉を進めるための会議を行っているところへやってきて新型の毒ガスを使い味方を皆殺しにし決定権を自分の物とした。

晩さん会の会場にやってきたスティーブはドイツ軍の大佐に変装して、サミーアのチケットなしで会場にもぐりこむことに成功する。

ダイアナにはまっているように指示を出していたが、ダイアナはそれを無視してマダムからドレスを拝借して晩さん会に参加してしまう。

会場に行くとスティーブはドクターポイズンに接触し情報を引き出そうとするが、途中でドレスを着たダイアナに目を奪われ接触は失敗に終わる。

ダイアナはルーデンドルフに接触し一緒にダンスを踊ると背中に持っていたゴッドキラーでルーデンドルフを殺そうとするがスティーブに止められてしまう。

今すぐルーデンドルフを殺す必要があると主張するダイアナにここではだめだとスティーブが説得するが、その後ルーデンドルフはダイアナたちが救った街に向けて毒ガスを発射してしまう。

ダイアナは急いで街に戻るが住民は全滅していた。

あの時ルーデンドルフを殺しておけばとスティーブを責めるダイアナは単騎でルーデンドルフのいる基地へ向かってしまう。

スティーブもすぐに後を追いかけるがダイアナはルーデンドルフとの戦いはすでに始まっていた。

ルーデンドルフを殺したところでスティーブがやってくるが、アレスを殺したはずなのに戦争が終わる様子がないことにダイアナは絶望してしまう。

これが人間なのかと痛感するダイアナは母親が言っていた人間は値しないという言葉を思い出し、これ以上の戦いをやめようとする。

スティーブはこれが人間で大切なのは人間の価値ではなく自分が何を信じるかだと話すがダイアナの気持ちは変わらない。

スティーブは仲間たちと共に戦争を終わらせるために戦いに行ってしまう。

するとそこへモーガン卿が現れダイアナに話しかけてくる。

モーガン卿の正体こそがダイアナが探していたアレスだったのである。

アレスは自分はダイアナの兄弟であり共に人間たちを滅ぼそうと持ちかけてくる。

もちろんダイナアはその話を拒否しゴッドキラーでアレスを殺そうとするが剣を破壊されてしまう。

アレスの言っていることが信じられないダイアナは真実の投げ縄をつかって情報を引き出すが、アレスの語っていることに嘘はなかった。

戦いが激しくなる中、スティーブは自分たちにできることをやろうといい、毒ガスを運ぼうとしている輸送機を乗っ取ることに。

ただその場で爆破しても50マイルにいる人間は皆死んでしまうためスティーブはある決断をする。

スティーブは爆発で吹き飛んで耳がおかしくなっているダイアナの元へ行きあることを伝え父親の形見である時計をダイアナに渡した。

そこへ戦の神として覚醒したアレスが鎧をまとってダイアナに襲い掛かってくる。

アレスを倒したことにより人間たちは善人に戻りダイアナによって一時の平和がもたらされた。

その後イギリスに戻ったダイアナは戦死者の写真の中にスティーブの姿を発見して涙を流すのだった。

現在戻り、写真を見て昔を思い出したダイアナはウェインにメールを送るのだった。

ダイアナはスティーブに教えられた愛こそが人間を救うと信じ、今日もワンダーウーマンとして悪と戦うのだった。

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期待していた通り非常におもしろい作品でしたね。

本作は世界各国で高く評価され、初週の興行収入は1億50万ドル(約111億円)、累計でも全米とそれ以外の上映国で各4億ドル以上となる大ヒットとなり、女性監督作品および女性が主役のアクション映画として初週・累計収入ともに歴代1位となったそうです。

主演ガル・ガドット、監督パティ・ジェンキンスが続投する続編『ワンダーウーマン2』の製作も決定しており、、全米公開日は2019年12月13日となっているようです。

ワンダーウーマンはキャラクターだけでなく戦闘シーンでの音楽も非常にマッチしていたので、それによる人気も少なからずあったでしょうね。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で突然戦いに加わった時は驚きましたが、本作で過去も明らかとなりましたし今後ジャスティスリーグ関連の映画でどのように活躍していくのか楽しみですね。

ただ一つだけ気になる点があるんですけど、ワンダーウーマンは銃弾を回避していましたけどアレスなどにあれだけぼこぼこにされても傷一つ付いていないのに銃弾で傷つくんですかね?

アマゾン族は銃弾で死んでいましたけどワンダーウーマンは成り立ちから違うようですしその辺の設定が若干甘い感じになっているような気もしましたね。

最後にシリーズ上の続編であるジャスティス・リーグの予告動画も載せておきますね。

ジャスティス・リーグの誕生の予告

以上がワンダーウーマンの感想とレビューでした。

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