海外ドラマ「GRIMM Season6」第四話『エル・クエグレ/EL CUEGLE』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season6 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン/イヴ → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
イシドロという男が頭痛に苦しみながらネットである赤ん坊のことを検索し、その赤ん坊の家に侵入してさらう。妻のヘイリーは連れ去ったのは3つ目で3本腕の“怪物”だと証言するが、夫のポールは妄想だと言って信じず夫婦仲は険悪になる。ニックらが調べたところ、怪物はエル・クエグレというヴェッセンだった。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
"Foretold our fate; but, by the god's decree, all heard, and none believed the prophecy."
『運命が告げられるも 神意により 民は誰も信じなかった』
モチーフとなっているのは『アエネーイス』
GRIMM/グリム Season6動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason6の第四話『エル・クエグレ/EL CUEGLE』のネタばれになりますので注意してください。
ある家で生まれたばかりの赤ちゃんを溺愛している母親がいた。
だが夜中何者かに侵入され赤ちゃんは誘拐されてしまう。
この時母親は三つ目で腕も3本ある怪物を見たのだった。
元の姿に戻ったニックはアダリンドを連れて自宅に戻ることに。
その際ダイアナはロザリーのお腹の中に赤ちゃんがいることを言い当て、しかも1人より多いと語った。
ただそれを告げたダイアナの目はなにか不安にさせるような目だった。
自宅に戻ったニックは久々にアダリンドとゆっくり話すことができた。
この時ニックのことが気になるイヴはこっそりと後を付けており、裏口からトンネルに身を隠しているのだった。
一方、マイズナーの幻覚に話しかけられたレナードはそれが幻覚であると自覚していたが、なぜかその幻覚には触れることができた。
訳が分からないレナードだが一瞬目を離したすきにマイズナーは姿を消すのだった。
翌日、ニックとハンクとウーが警察に復職しみんなに出迎えられた。
レナードはニックたちに余計なことはしないようにくぎを刺した。
歓迎ムードもつかの間、すぐに事件の連絡が入りニックたちは現場へと足を運んだ。
化物を見たという母親の証言だったが、夫はそれが妻の妄想であると感じていた。
ニックたちは犯人がヴェッセンの可能性もあると考え、捜査を進めることに。
ニックたちは母親に化物の似顔絵を描いてもらい、それを本から探すことに。
赤ちゃんを誘拐した男は何やらヴィジョンのようなものを見ており、そのヴィジョンでは大きくなった赤ちゃんが犯罪を犯していた。
スパイスショップに戻ったニックたちは母親の似顔絵から犯人が赤ちゃんを食べるヴェッセンであることを突き止める。
資料によると赤ちゃんを食べるのは”苦悶の時”が過ぎ去ってからだと書いてあったが意味はよく分からなかった。
そのころ、赤ちゃんを誘拐した男は食べるのではなく必死に赤ちゃんの世話をしていた。
どうやら風邪をひいているようなので男は薬を買いにドラッグストアへ向かったが、ここで再び未来のヴィジョンが見える。
これにより人前でヴォーガしてしまい通報されてしまう。
知らせを受けたニックたちはすぐに現場にやってきて防犯カメラから犯人の車を特定した。
その後車の所在がわかったため、ニックたちはすぐに現場に踏み込んで赤ちゃんの身柄と男の身柄を確保した。
男を警察署へと連れ帰ったニックたちは尋問を始めるが、逆に何もわかっていないといわれる。
男は自分がさらった赤ちゃんは将来犯罪を犯すことが決まっている人物であるというのである。
ニックたちはそのような話を信じられなかったが、男はある青年の名前を出して調べてみると口にする。
その青年の名前に聞き覚えのあったハンクは少し前に銃撃事件を起こして10人を殺していると話す。
更に詳しく調べてみると1歳の時に今回の事件と同じように誘拐されていたのだが、2日後に無事に保護されていた。
その時誘拐したのも今回の事件を起こした犯人だったという。
男は当時自分は甘さを見せて責任を果たすことができなかったといい、ニックも鬼気迫る様子に本当のことなのではないかと思うようになる。
いったんニックとハンクの2人で話し合ったのだが、この隙に男は留置場から逃走してしまう。
”苦悶の時”が終わり、あの赤ちゃんが将来両親を殺す未来がはっきりと見えたからである。
ニックとハンクはすぐに赤ちゃんのいる家へと向かった。
ニックたちが到着した時にはすでに犯人の襲撃があった後で赤ちゃんが奪われる寸前だった。
ニックたちは住んでのところで男を止めることに成功したが、生け捕りにすることはできず男は死んでしまった。
死に際に男は「熊」と言い残すがニックたちには何のことかわからなかった。
今回の被害にあった家では夫婦仲が悪化すると男が話していたのだが、すでにその兆候は見られ夫は妻が化物と見たという妄想を受け入れようとはせずセラピーに通わせようとしていた。
去り際にニックは夫に彼女の見たものは本物だといい、ハンクは熊の刺繍が施されたタオルを発見するのだった。
2人にとって何とも後味の悪い結果となったのだった。
そのころ、ニックの家のトンネルにいたイヴは一心不乱に壁に絵をかくのだった。
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イヴが完全にニックのことをストーキングしていましたね。
ジュリエットに戻りつつあってアダリンドに嫉妬しているということなんでしょうかね?
幻覚に悩まされるレナードはなぜかマイズナーに触れることができていましたし。
幻覚じゃなくて魔術的な何かなんですかね?
今回はニックが復職したということもあって久しぶりに事件が発生していました。
やっぱりグリムはこうやって事件を解決して新しいヴェッセンが出てきてその裏で大きな話が流れていくというのがいいですよね。
例の棒の所在とそれを包んでいた布に書いてあった絵がどう結びついていくのか楽しみです。
以上がSeason6の第四話『エル・クエグレ/EL CUEGLE』のあらすじと感想のレビューでした。