ここでは実際に映画「トランセンデンス」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

トランセンデンスの評価・・・3つ星

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原 題: TRANSCENDENCE
製作年: 2014年
製作国: アメリカ/イギリス/中国
出演者: ジョニー・デップ モーガン・フリーマン ポール・ベタニー
    : レベッカ・ホール ケイト・マーラ キリアン・マーフィ
    : コール・ハウザー クリフトン・コリンズ・Jr ジョシュ・スチュワート
監 督: ウォーリー・フィスター
製 作: ケイト・コーエン ブロデリック・ジョンソン アンドリュー・A・コソーヴ
    : アニー・マーター マリサ・ポルヴィーノ デイヴィッド・ヴァルデス
脚 本: ジャック・パグレン

あらすじ

「ダークナイト」や「インセプション」の名カメラマン、ウォーリー・フィスターが、ジョニー・デップを主演に迎えて記念すべき監督デビューを飾ったSF大作。死の間際に感情を含むすべての脳データをコンピュータ・ネットワーク上にアップロードされた天才科学者が巻き起こす予測不能の事態を描く。近未来。人工知能研究の第一人者ウィルは、反テクノロジーを標榜する過激派集団の銃弾に倒れる。だが妻のエヴリンは、親友の科学者マックスに協力を仰ぎ、ウィルが息を引き取る前にその意識をスーパーコンピュータにアップロードすることに成功する。やがてネットワークに繋がったウィルは、軍事機密や個人情報を含むあらゆるデータを手に入れ、加速度的な進化を始めるが…。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

予告がおもしろそうだったので気になってみてみました。

率直な感想は終始暗い映画で見るのに疲れました。

できとしてはそこまで悪くはなかったんですけど、よくもなかったですね。

ただ個人的には終わり方には好感が持てました。

出演者には言わずと知れたジョニー・デップ、LUCYやオブリビオンなどに出演しているモーガン・フリーマン、アベンジャーズシリーズやプリーストなどに出演しているポール・ベタニー、プレステージやアイアンマン3などに出演しているレベッカ・ホール、アイアンマン2やザ・シューター 極大射程などに出演しているケイト・マーラ、インセプションやTIMEなどに出演しているキリアン・マーフィ、エンド・オブ・ホワイトハウスやダイ・ハード/ラストデイなどに出演しているコール・ハウザー、パシフィック・リムやスタートレックなどに出演しているクリフトン・コリンズ・Jr、完全なる報復などに出演しているジョシュ・スチュワートらが起用されていました。

ジョシュ・スチュワートはドラマのグリムにも出ていたので、ここで見れて驚きました。

トランセンデンス予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容はコンピューターにインストールされた科学者が次第に暴走していくというもの。

人工知能の第一人者であるウィル・キャスター(ジョニー・デップ)とその妻エヴリン(レベッカ・ホール)は人間と同じ能力を持つ人工知能を作りたいと考えていた。

ある時2人は友人のマックス(ポール・ベタニー)と共に講演会に出席していた。

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しかしそのさなか、ウィルは反テクノロジーを唱える過激派テロ組織RIFT(リフト)のテロリストに銃撃されてしまう。

テロリストはその場で自殺、ウィルは病院に運ばれるも命に別条はなかった。

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警察はウィルが銃撃される原因となった人工知能が現在どのレベルにあるのかを確認することに。

その人工知能はPINNと名づけられ、限りなく高いレベルまで到達していた。

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命に別条はなかったとはいえ銃で撃たれたウィルは家に帰り療養することに。

だが数日後ウィルの体に異変が起こる。

検査の結果、銃弾に放射性物質が組み込まれていたことが明らかとなった。

つまりウィルは被爆してしまっていたのである。

医者の話ではもってあと5週間だという。

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ウィルは残された時間を研究に費やすのではなく、エヴリンと共に過ごすことに決めた。

日に日に弱っていくウィル、そんな様子を見たエヴリンは研究者仲間のジョセフ(モーガン・フリーマン)が言っていたことを思い出す。

それは猿の脳波をすべてデジタル化するというものだった。

猿でもできたなら人間でできないはずがない。

エヴリンはマックスと協力してウィルの脳のデータをコンピューターに移植することに。

エヴリンはPINNのコアを秘密裏に持ち出し、1ヶ月かけてマックスとともにウィルの脳波を解析していった。

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解析は順調に進んでいったが、プログラミングが完成する前にウィルは息を引き取ってしまう。

残されたデータをもとにエヴリンは必死に解析を進めた。

だがどんな方法を試してもウィルを再現することはできなかったのである。

マックスはエヴリンを不憫に思ったが、結果を受け止め実験を終えるよう説得した。

納得したエヴリンもウィルにお別れを告げてプログラムを終了させた。

だが終了させる間際、画面にメッセージが表示されていたが2人は気が付かない。

エヴリンはドライブのデータを消し忘れていたため最後コンピューターの電源を入れなおした。

するとマックスが画面にメッセージが表示されていることに気が付く。

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それは紛れもなくウィルだった。

ウィルは不具合のある部分を自らプログラミングし直し、更なる進化を求めてネットにつなぐようにエヴリンに要求する。

この様子を見ていたマックスはエヴリンに警告する。

マックスには画面にうつっている物がウィルだとは到底思えなかったからである。

エヴリンはマックスを追い出すと一人で研究を進めた。

そのころ、過激派テロ組織RIFTが世界中の人工知能研究所を襲撃していた。

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ジョセフのいるところも例外ではなかったが、運よくジョセフだけは一命を取り留めた。

RIFTは襲撃の際、PINNのコアがなくなっていることに気が付いていた。

そのためマックスを拉致し、エヴリンが何をしているかを探ろうとしたがマックスは何も話さなかった。

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だがRIFTはマックスたちが何をしていたか全て把握しており、エヴリンの居場所もすぐに特定してしまう。

RIFTはエヴリンがウィルをネットにつなげる前に処理しようとしたが、到着した時にはすでに手遅れだった。

ウィルはネットに接続され、エヴリンはすでに逃走した後だった。

エヴリンはウィルの指示に従い行動した。

まずウィルはエヴリンにお金を与え、そのお金を使って巨大な研究施設を作らせた。

荒廃した土地を買い取り、ばれないように地下に施設を建造したのである。

一方でウィルはRIFTが自らの存在を脅かすことを知っていた。

そのため警察にRIFTのメンバーの情報を与え、逮捕に協力した。

その場に居合わせたジョセフは、こんなことができるのはPINN以外にはあり得ないと語った。

RIFTに拉致されているマックスはネットにつながったウィルを今の段階で止める手段はないと言い、時が来るまで待つしかないといいウィルを止める協力をすることになる。

そうこうしている間にエヴリンの計画はどんどん進んでいく。

莫大な電力を補うため一面にソーラーパネルを設置し、設備はウィルが開発した最新のものがそろっていた。

ある時作業員の一人がチンピラに襲われ瀕死の重体となってしまうが、ウィルの発見した最新技術によりあっという間に回復してしまう。

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またウィルはけがを治すだけでなく、自らの意思をその作業員に組み込み、身体能力も強化していた。

このころからウィルとエヴリンの考え方に微妙なずれが生じてくる。

2年後、施設は順調な発展を遂げていた。

エヴリンはジョセフを招待してこれまで何をしてきたかを全て明かした。

コレを見たジョセフは帰り際にエヴリンにそこから逃げるよう書いた紙を手渡す。

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ジョセフにはあのコンピューターがウィルではなく別のものに感じられたからである。

だがエヴリンはそのジョセフの警告も聞き入れようとしない。

施設にはウィルの技術をたよって多くの人が訪れるようになっていた。

だが警察はそれを私設軍隊を作っているようにしか見えないといい、エヴリンを危険視するようになる。

ジョセフは警察と協力しエヴリンを止めることを決意する。

ジョセフは警察にFBIとテロ組織であるRIFTに協力するよう要請する。

RIFTにいたマックスはジョセフと協力してなんとかウィルを止める手段を探す。

マックスはウィルのプログラミングをしたのは自分であったため、サンプルがあればウイルスを作れると言った。

サンプルを確保するため、マックスたちは警察と協力してエヴリンの施設を襲撃し、作業員の一人を生け捕りにした。

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そこから血を採取し、ウイルスを作り始めたのである。

一方のエヴリンは、ウィルに人と争わないように説得するがウィルは聞く耳を持たない。

それどころか、エヴリンには内緒で自分自身を作り始めていたのである。

それを見たエヴリンとウィルとの間には決定的な亀裂が生じてしまい、エヴリンは一人家に帰ってしまう。

エヴリンが外に出ると、あたりには異様な光景が広がっており、しばらくすると雨が降り出した。

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家についたエヴリンが眠りにつくと、何者かがやってきてエヴリンを拉致してしまう。

エヴリンはRIFTのアジトに連れて行かれ、そこでジョセフとマックスに出会う。

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ジョセフはあれはウィルではないとエヴリンを説得し、ウィルを止める方法をエヴリンに教える。

エヴリンはウィルが自分を同じようにコンピューターにインストールしようとしている伝えると、それを利用してウィルにウィルスを送り込むことを提案する。

だがそれにはウィルスをエヴリンに打ち込む必要があり、そのウィルスを打つとエヴリンも確実に死ぬことが分かっていた。

それでもエヴリンは自分がウィルを止めなければといい、自らにウィルスを注射した。

すぐに作戦が開始された。

軍隊が施設の周りに待機すると、エヴリンは一人で戻って行った。

するとそこで出迎えに出てきたのはなんとウィル本人だった。

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以前エヴリンが見た研究が完成していたのである。

エヴリンはウィルに自分もコンピューターにインストールするようお願いするが、ウィルはエヴリンの言葉を信用していなかった。

作戦がうまくいきそうにないと見ると、警察はエヴリンともども砲撃を開始し施設の破壊を始めた。

エヴリンはその砲撃により重傷を負ってしまう。

ウィルはエヴリンを連れて施設に入って行った。

外ではウィルの意識が組み込まれた人間と軍隊が衝突していた。

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マックスはエヴリンを助けようと施設に向かうがウィルに邪魔されたどり着けない。

エヴリンは自分を同じようにインストールするようウィルにお願いする。

だがウィルにはエヴリンの狙いが分かっていた。

しかしウィルは全てをわかった上でエヴリンの要求を聞き入れた。

ウィルは自分の意思でウィルスを取りこんだのである。

この時エヴリンは全てを悟った。

ウィルは暴走などしていなかったのである。

ウィルはナノデバイスを組み込んだ雨を世界中に降らしていた。

ただそれは世界を支配するためなどではなかった。

その目的は水を浄化し、砂漠をよみがえらせ森を作ることだったのである。

それは最初にエヴリンが語っていた夢そのものであった。

ウィルはエヴリンの夢を実現するためにこれまで行動してきたのである。

現に施設の外で起こった争いでは死者は出ていなった。

他の人間もウィルははじめから争いを起こす気などなかったことに気が付いたのである。

だがもうウィルの崩壊を止めることはできない。

ウィルスに蝕まれたウィルはエヴリンとともに静かに眠りについた。

世界中のネットにつながっていたウィルをシャットダウンさせたことにより、世界の電子機器は全て使えなくなった。

ウィルの残した爪後は今度人類にどのような影響を与えていくのか?

何か必ず意味のあるものになるのだろう。

・・・という感じです。

わりと割愛したのですが、それでも長めになってしまいましたね。

最後にはしっかりと余韻も残っていましたし(書いていませんが)、1つの作品としてのできはまあまあだったのではないでしょうか。

まあ面白かったかどうは別ですけどね。

やっぱりジョニー・デップのまじめキャラはなんだか違和感ありますね(笑)。

以上がトランセンデンスの感想とレビューでした。